グラビアトークオーディション・4回目〜番外編

既報の通り、メインMCの若槻千夏さんが体調不良で休養を取ることになり、4回目にして早くも番組ピンチ!
とりあえず本選のオーディションは若槻千夏さんが復帰するまで開催延期が決定。司会が2人いるにも係らず若槻千夏さん一人が休んだことでこの措置ですから、やっぱり代役の効かない人だって改めて思います。それはまた、ほしのあきさん一人で仕切るのはやはり厳しいと判断されたということ。ファンの方には申し訳ないけど、今までの3回を観た限りではそれも致し方ないのかなと。元より「第2の若槻千夏発掘」が目的の番組ですから(ほしのあきさんは、言うなれば「ミュータント」。30前でグラビアでブレイクなんて普通じゃありえないですから。作ろうと思ってもできるもんじゃない(笑))、彼女自らが仕切り役をやってるからこそ、このオーディションの意味もあるのですけど(生きた教科書が目の前に居ることで、触発される部分も期待できますものね)。
で。代替策として今週から暫くはグラビアトークオーディションに出る為の一次オーディションの様子が映されることになりました。名付けて「グラビアトークオーディション・オーディション」。今回は第1回放送分出演者が参加した第1次オーディションの様子から、出演の合否判定がどのように判断されているのかを見ていこう、というわけ。
なるほど。深夜枠ではあるものの地上波放送ですから本番へ出演する段階までも厳しいサバイバル戦があるわけで。普段はお蔵入りするだけの映像を使って、これからTV業界を目指そう!という新人グラドルたちが「オーディションに受かる秘訣or落ちる原因」を享受しようという狙い。いやもう怪我の功名というか(笑)単純にどういう娘たちが受けに来てたのか?という興味もあるし、良い勉強材料になると思います。
ここで明らかになったのは、今まで一次オーディションに参加した人数は155名居るということ。第1回放送分だけでも20回以上の一次オーディションが行なわれている*1ので、出られるだけでも結構な競争率であることが判ります。でも「才能という原石」を見つけるにはまだまだ絶対数として足りないですね。ということは、この段階までは再挑戦ということも可能なのかなと。
さてその第1次オーディションですが、やってることは本選と何ら変わりません。ADさんからトークテーマが出題され、それに対して挙手制で回答。合否の判定は後日事務所宛に回答があるのでしょう。

【CASE.1(第1回一次オーディション):緑友利恵さんの場合】
>>受験者:(名前(敬称略)/年齢/所属事務所)
香穂里(20:フィットワン)、次原かな(22:フィットワン)、福之上真友(27:ホリプロ)、緑友利恵さん(15:ホリプロ)、大櫛エリカ(26:榊ビッゲストビスエンタープライズ
では、緑友利恵さんのCASEからみていこう。余談ですが、緑友利恵さんは現役高校生らしく、学校の制服(ブレザー型)着用で参加してました(笑)
グラビアトークオーディションは怖い番組だ!」という世間の論調がスタッフに伝わっているのか、放送中、上側のロゴテロップに
「広い心でご覧ください」
と出ていたのには思わず笑ってしまいました(A^∇^;)
トークテーマ【私が出合った最低の男】
香穂里 『高校生のときなんですけれども、当時付き合ってた人がすっごい束縛なの!
     すごいですよ。あのまず…制服、セーラー服だったんですね。
     私はセーラー服が着たくてその学校に入ったんですよ。
     でもセーラー服ってちょっとエロいんですね。
     ここ(胸元)もこう開いて、こう(少し屈めば)見えるし、おへそも見えるし、
     スカートからパンツも見れるし…』

 スカートからパンツが見える?

香穂里 『そう。下から見えちゃうんですよ。
     まぁ女子校だったんで、まぁそういうのも全然慣れっこになってて…』

 もう女子校だからどんどん露出していくよね?

香穂里 『そう。それでスカートとか切っちゃうじゃないですか?
     それも「ダメ」とか言って。「のばせ」とか言って無理なんですよ!
     あと門限が決められてたんですね。
     別に一緒に住んでるわけでも何でもないんですよ?
     なのに「9時にお前絶対家にいろ」とか言って。
     あと女友達と遊ぶって言っても「写メール送って本当に女といるか見せろ」とか』

 別れた?

香穂里 『別れました』

 結局どのぐらいの期間付き合ってたの?

香穂里 『うーん…1年ぐらいですかね?』

 うわぁ〜。じゃぁ1年間ちゃんと守ったんだ? 9時まで帰った(笑)

香穂里 『守ってましたね。でも、顔もかっこよくないし、すっごいナルシストで
     今良く考えたら、人生の汚点だったなって…』

 なるほど。長いことありがとう!

 (周囲、笑)

香穂里 『いいえ…すみません、なんか(苦笑)』

 いつ切ろうかと思ったけど(苦笑)
香穂里さんは落選になったわけですが、ポイントは「面白くもない話を自ら長く引っ張ってしまったこと」。
先週ますきあこさんも同じ失敗をしてましたが、TV収録では、喋らなきゃいけないところを如何に絞り込んで話すか?ということがとても大事になってきます。元カレに束縛癖があったなんて話に2つも3つも尾鰭つけて喋る必要はないんですね。
例えば「セーラー服がエロい」なんて話はテーマとは何も関係無いんです。「写メール」の件だけで周囲には充分伝わる。状況説明をダラダラと話されるとその分他の人は聞いていなきゃならない。面白ければよいけど、そうじゃないなら聞かされるほうは苦痛に感じるだけなんです。
本当に求められてるのは、元の話を起点としてさらに膨らますこと。状況説明は単純にして、そこから話を展開すると話も聞きやすいもの。
まぁ解かっていてもなかなか直すの難しいんですが、矯正する方法として、4コマ漫画を作るつもりで話すように意識すると良いです。4コマ漫画はたった4つの場面で話の全体像が全部わかってしまうように「起承転結」がハッキリしてるんです。
そのことを踏まえて緑友利恵さんの例を続けてみてみましょう。
 緑友利恵さんを向いて)じゃ、聞いてみようか。
 15歳じゃそういうのはないかな?最低な男っている?

緑 『最低の男…』

 スカートめくる男とかそういうの?

緑 『スカートとか捲るの?』

 サイテー!(><)って(笑)

緑 『まだ会ってない…はい』

 えっ!? まだめくられたことないの? 15歳でしょ!? うっそ!?

緑 『スカート捲りですか?』

 15歳なんつったら、もう小学生の頃から捲られ続けてんじゃん?
いくらなんでも、めくられ続けちゃいないと思うが…(A^∇^;)
 (「流行ったよねー?」と顔を見渡す周囲の娘たち)

緑 『えっ?女の子同士だったらありますよ(笑)』

 何してんの?(笑)
 じゃ、なんか最低の男っての、何かある?

緑 『小学校の時あったんですけど。
   私の友達のことを好きだった男の子がいたんですよ。
   その男の子がその女の子が残した給食のスープを飲んでたんですよ、コッソリ…』

 (;´艸`)エェェ〜!!

 (笑)それ、どういう飲み方? 飲み方によっていろいろあるじゃん?
 小学校の時ってさ、給食の量が足りないから飲んでる…

緑 『残した…食べかけのやつ
   友達の残した食べかけのやつを、残したやつを食べてたんですよ。その娘が…』

 好きだから(笑)

緑 『そうそう(笑)おかわりしに行ったフリして
   それは友達の残したやつのおかわりするって言ってやって飲んだ』

 それは最低だねぇ〜!!
香穂里さんと比べるとその言葉の短さがよく解かりますよね。上の会話では起承転結の「転」に相当する部分がないけど、話の取っ掛かりとしては申し分ないし、次の展開にも持っていきやすい。
続いて自己PRタイム。手を挙げたのは次原かなさん。
次原 『すごい言われないんですけど、次原
    虻ちゃん(北陽)に似てるんですよ、一瞬…』

 一瞬? じゃその角度をカメラの前で…

次原 『一瞬ですよ! でもみんな「あー」って思うんですよ』
で、あの鼻を上に向ける表情をやってみたらそれなりにウケた。「じゃぁ次はセクシーポーズで虻ちゃんを」というリクエストに調子に乗って答える次原かなさん。なかなかおちゃめそうですね(笑)
次は大櫛エリカさん。『昔デビューしたシングルの歌を歌います』ってことで「Say a Little Prayer」時代のデビュー曲「小さな星」のサビを熱唱!! CDシングルのジャケットもテロップに出た…ナツカス!w でもすぐさま「ハイ、ありがとうございました!」と途中打ち切り(苦笑)アピールポイントなんでしょうが、これはトーク・オーディションですからね。
次に指名されたのは緑友利恵さん。『私、ものまねがあるんですけど。「千と千尋の神隠し」で蛙いたじゃないですか?あれのものまねをします』とやって見せてました。似てたのかどうかは自分は詳しくないので判断できませぬ(笑)
とまぁ緑友利恵さんは「初々しさ」と「話に嫌味のない、さわやかなところ」が評価されての本選抜擢でした。
決して「ホリプロだからでしょ!(;^Д^)σ」ではありません!(笑)

【CASE.2(第5回一次オーディション):松嶋初音さんの場合】
続いて松嶋初音さんのCASEをみていこう。期しくも2つの事務所さん対決になりました。
>>受験者:(名前(敬称略)/年齢/所属事務所)
里中裕奈(17:シャイニングウィル)、鳴海亜紀(22:シャイニングウィル)、いとうあこ(23:シャイニングウィル)、松嶋初音さん(19:アンセム)、あじゃ(23:アンセム
トークテーマ【あなたがここ一番の時にかわいく見せる方法】
『はいはいはーい!』と元気良く真っ先に手を挙げたのは、元顔黒コギャルのあじゃさん。
 エェッ!?(苦笑)…じゃぁいってみようか

あじゃ 『こういうところだと明かりがガンガンあるじゃないですか?』

 (身振りを交えて話し始めたら、右手が隣の松嶋初音さんに軽く当ってしまう)

あじゃ 『あ、ごめんネ!近くて…(^人^;)』

松嶋 『みんな近いから大丈夫だよ!(*^-^*)』

あじゃ 『暗闇の時に、ちょっと薄暗いバーみたいなとこあるじゃないですか』

松嶋 『間接照明ね』

あじゃ 『あ、そうそう!
     多少ね私、こっから(鼻から)上、結構、伊東美咲って言われるんで』

 何々、もっかい言って?(笑)

あじゃ 『こっから上、伊東美咲って言われんだけどー』

 デッカイ声で言って(笑)

あじゃ 『ちょっと!耳こうやって!(笑)
    (肩肘ついた掌に顎を乗せて)ん?とか言うと「あ、可愛い」みたいな。
     斜め45度で「ん?」みたいな』

 (あーなるほど、と頷く面々)

あじゃ 『もっかいやりましょうか? ね?ね?ヤバくない?
     でもここ(鼻から下の口元)を隠すのは絶対。
     こっから下はウーピーゴールドバーグって言われるから(笑)
     こっから下はいらない』

 ウーピーゴールドバーグと伊東美咲が混ざってるの?(笑)

あじゃ 『だから結構いい顔。コラボレーションしてるんです(≧∇≦)b』
自分ネタで場はそれなりに盛り上がったけど、話を広げられるところまでは持って行けず。相手の主観に訴えられないと「そうなの?」って感じで流されちゃう。
 じゃぁ他の方…可愛く見せる方法。

鳴海 『可愛く見せる方法…?』

 あら、なんで今言っちゃったね? 心の声をそのまま言っちゃった(笑)
と訛り混じりで話し始めたのが鳴海亜紀さん。
鳴海 『何かの本で読んだんですけど、
    人っていうのは出会って3秒が勝負だって。
    そう、出会って3秒らしいんですよ』

いとうあこ 『あー、そうなんだ!?』

あじゃ 『ホントカヨ? 3秒って(笑)』

鳴海 『全てを賭けようと思って鳴海はちょっと…
    イケメンさんがいるとするじゃないですか?
    そしたら3秒…(途中カット)細いスタイルが売りなんで』

 細いって?じゃぁ立ってみて。

 (椅子から立ち上がる鳴海亜紀さん)

あじゃ 『そんなに細くねぇぞ?』

鳴海 『なっ…!! レースクイーンやってんだぞぉ〜(≧o≦;)』

 (と何故か猫背でクルッと1回転)

 ギャハハハハ! (;≧∇≦)ノシ (ノ∇≦。)猫背ぇ〜!

里中 『(思わず立ち上がって)モー!もっと背筋よくして!(笑)』

 (レースクイーンポーズをする鳴海亜紀さん)

 おぉ、ちゃんとポーズすればねぇ…フム…
 じゃ、それを3秒で勝負するんだ? じゃ、何もしないの?

鳴海 『3秒で上目遣いをじっと見つめる』

あじゃ 『全然スタイル関係無いじゃん!(笑)』

鳴海 『スタイルはもう見てもらいたいだけで…』

 しかもそれ3秒だからね? 見てくれなかったらどうするのかね?(苦笑)

鳴海 『見てくれてるの!(;≧n≦)』
鳴海亜紀さん、雰囲気的に南海キャンディーズしずちゃんっぽいボケキャラはなかなか面白いけど、途中何箇所かカットされて繋がれてるんで、やっぱり話が長いんでしょうね。
次におはちが回ってきたのは松嶋初音さん。
松嶋 『私は別に、本当にやんないんですけど。
    あの…彼氏とか好きな人の前では
    日本語ちゃんと喋れない子みたいになります』

鳴海 『へぇ〜、甘えんぼキャラみたいな』

松嶋 『表ではちょっとしたツンデレみたいな感じで。
    外では普通にその人と一緒にいるじゃないですか?
    で4人ぐらいで喋ってたりすると「何言ってんのー」とか言うんだけど
    家とかで何言ってんのって言うと「お前何いってんろー」って』

 (*´艸`) (*/∇\*) やだぁ〜!!(笑)

松嶋 『やだーを言えない子になる。「やらー」って言う』

里中 『やだ〜(笑)(*/∇\*)キャ!』

あじゃ 『それもらおうかな、私♪(笑)』

松嶋 『あげねーよ!(笑)』

あじゃ 『それいい、それいい!』

 あじゃ、それは貰うなって(笑)

松嶋 『お前がやったらブチ殺されるぞ!(笑)』
と、松嶋初音さんは自らのトークのみならず他の人のトークにも自然に絡んでいけるところが評価されての選出。とはいえ、どこにでも飛び出すわけじゃなく、自分が絡むべきところのタイミングを見つけ出すのが上手いんですね。退く時は退いて、出るときは出るというメリハリがある。
しかし、ホントに『ミスマガ』の頃からキャラ変わっちゃいましたねー…ってか、コッチが地だったんでしょうが(笑)自分が出せるようになってとても生き生きしているのが伝わってきます。

【CASE.3(第11回一次オーディション):早美あいさんの場合】
続いて松嶋初音さんとボケツッコミコンビ?が出来つつある早美あいさんのCASE。早美あいさんと一緒に受験した不運な(笑)メンバーは以下の通り。
>>受験者:(名前(敬称略)/年齢/所属事務所)
稲垣実花(20:グレアープロモーション)、関口帆香(20:グレアープロモーション)、早美あいさん(20:マナセプロダクション)、荻堂れいか(18:OSエンターテインメント)、夕渚麻里瑛(19:エスプログレス)、前原あい(22:ラフ)
早見あいさん初っ端から猛ダッシュ! 自己紹介から既に入っていました。
早美 『マナセプロダクションから来ましたマシュマロ系の早美あいです
    よろしくお願いします
    すごいみんなにブリブリキャラって言われるんですけど作ってません』
エェェ(;´Д`)ェェエ<作ってない(笑)
鉄拳じゃないけど、「素でこんなキャラはイヤだ!(ノД≦;)」
早美 『特技は腰をプリプリする事です。やってみてもいいですか?』

 いいよ

 (とやって見せるが、サンバの踊りみたいに細かく腰を振るだけ)

 シ〜〜〜〜(・_・)(・_・)(・_・)(・_・)〜〜〜〜ン

早美 『地味です(A^∇^;)』
ザケンジャネー!!(#゚Д゚)o~~~
うぉー!! 思わず便所スリッパで頭パーン!って叩いてやりたくなります(笑)

トークテーマ【最近腹が立ったこと】
ここでも1番手で手を挙げたのは早美あいさん。
早美 『電車での出来事が多くて、あ、ごめんなさい』

 電車?マジ?なんで?

早美 『こないだとか、なんか急に「髪、痛いなァ?(;ーー)>」って思ったら
    変なおじさんが髪の毛引っ張ってたりとか』

 エェェ!!(;◎Д○)(;◎Д○)
とここで果敢にも戦いを挑んできたのは同い年の稲垣実花さん。「私も私も!」みたいに手招きして皆の注目を集めると
稲垣 『バッグ、バッグ、バッグ、ここ(股間)に挟まれた事あります!』

関口 『えっ?どういう事?』

稲垣 『普通に入ってたらバッグがどんどん(股間に)入ってきてイカン!って思って。
    これは混んでないしと思って、回転してチッって睨んでそのまま走ったら付いてきて
    なんか変な紙渡されて、超コワイと思ってそのまま逃げてきたの』

関口 『紙は書いてあったの?』

稲垣 『超汚い字でアドレスかなにか書いてあって』

早美 『解読不可能なんだ(笑)』

稲垣 『なんなのか読めないって思って、「超汚い!怖〜い ~~~(ノo<。)~~~」って』

早美 『(右隣の関口帆香さんを向いて)匂い嗅がれたことありますか?』
とここで話を途中で持っていかれた早美あいさんが再び主導権を握る。
関口 『えぇー?ない…』

早美 『急に後ろに立ってきて(´●.●`)スーーーーー!!
    って3回ぐらいやられてー』

 ギャハハハハ! (;≧∇≦)ノシ (ノ∇≦。)匂いかがれたー!

 えっ、一体どういう匂いがするんだろう? マシュマロ?

早美 『メルヘンのようなマシュマロの匂いがしますね。バラのような(笑)』

関口 『なんか、ちょっと変態チックな人多いですね?』

早美 『そうなんです。私変態に好かれちゃうんですよ』

 マトモな人は寄ってこないの?(苦笑)

早美 『全然寄ってこないんですよ。
    道歩いてても変な人ばっかついて来るし…』
ま、そりゃそうだろ(苦笑)
お気づきの方もいると思いますが、この話は第3回本選オーディションの中で早美あいさんが披露していた話そのまま。面白さの違いはますきあこさんが居たか居ないかだけ。ますきあこ、おそるべし(笑)
とここで早美あいさんの独走に歯止めをかけるべく関口帆香さんも参戦するが…
関口 『私道歩いてたら後ろに変な気配を感じたんですよ。
    見たら変なおじさんに(右手を頭のあたりにあげて)パワー送られてたことありますよ』

 ギャハハハハ! (;≧∇≦)ノシ (ノ∇≦。)パワーだパワー!

関口 『ずっと頭の上にこうやって…』

早美 『それ水晶に見えたんだね♪(^∇^)b』

関口 『えっ?(;・・)』

早美 『水晶に見えたんじゃない? 水晶。こういうの』

 水晶? あはははは…
 日本語しゃべれぃ!! (# ̄Д ̄)o~~~

早美 『ごめんなさい!(≧v≦)』
切り返しも相手のほうが一枚上手。結局、早美あいさんのペースを止められるまでには至りませんでした。このキャラでガツガツ来られたら、そりゃ採用されるでしょう。後は暴走をどう食い止めるかだけで(苦笑)
早美あいさんの言動を改めて検証すると、自分がボケるだけじゃなく、ツッコミもそれなりに出来てるんですよね。そして再度ボケ倒す。これはもう早美あいさんの世界観と空気感の勝利。個人的に付き合うと疲れるけど、端から見ている分にはオモロイと。
こういう娘はね、容赦なくビッシビッシとツッコむタイプの相手がいるとお互いが輝くんですよ。そういう意味で松嶋初音さんが居てくれた事はお互いにラッキーだったというか、キャラを活性化しあう関係なんですね。
ただ早見あいさんの場合、どうしてもキャラが先に立ってしまうから話もそこに乗っけて進めなきゃいけないんで、キャラに成り切れないと「ただのバカ」扱いされる危険性は多分にある。さとう珠緒さんも小倉優子さんも、誰になんと言われようがあのキャラクターで押し通しちゃったから世間的に認識されたって背景がある。でも3人目ってなると視聴者も飽きるので、今のキャラも大事だけどプラスアルファで何か欲しいですね。
あと関口帆香さん。まだ彼女がアバンギャルド所属の新人だった時に何度か撮影した事あるんですか、なかなか面白い娘で個人的に頑張ってもらいたいな、と思っております。

【CASE.4(第13回一次オーディション):類家明日香さんの場合】
続いて類家明日香さんのCASE。
>>その他の受験者:(名前(敬称略)/年齢/所属事務所)
稲生美紀(18:サンミュージック)、佐藤唯(20:サンミュージック)、百瀬実咲(21:サンミュージック)、立花彩野(18:サンミュージック)、類家明日香さん(21:エキサイティングトリガー)、加藤沙耶香(21:フィットワン
類家 『今日ね私、実は寝坊したんですよ朝ね。
    化粧もしなきゃなんないから早く起きなきゃないっしょ?
    だけど寝坊しちゃってすごい急いでたんですよね。
    今日は私いつもはジーパンなんだけど、
    秋っぽくワンピースとかどう?って思って
    寝坊してるくせにワンピース着て来たのね、これね。
    急いで電車乗ってしばらくしたら、なんかココ(腹)がプチッって音がしたのね。
    何?って思ったら、ボタンが飛んで前に立ってる人の足にポテッと当って
    ココ(膝の上に)コロンって戻ってきたの。
    だから、今日はココ(ジージャンの前ボタン)を開けれないの』

 ギャハハハハ! (;≧∇≦)ノシ (ノ∇≦。)ボタン飛んだー!

 あ、だから今日脱がないんだ?

類家 『本当は脱ごうと思ってコレ着てきたのに…(;´Д`)』

 開けたらどうなるの?

 (ジージャンのボタンを開けると、ワンピースの隙間から腹の肉が…☆苦笑)

 ギャハハハハ! (;≧∇≦)ノシ (ノ∇≦。)腹、腹ぁ!

立花 『面白すぎる!』

 そのまま来た方がよかったって!(笑)

類家 『だってさ、ゆりかもめ乗るじゃん。恥かしいじゃん(笑)』
類家明日香さんの場合は、3回目の番組レポでも書いたけど、「樽ドル」として誰も真似できないキャラが確立してた強みで選出された。でもそれ以上の引出しがなかったから、長くは使い続けられない。これがネ、学校とかならクラスに一人お笑い担当がいてもOKだけど、バラエティ番組のアイドル枠ってそんなこと求められてないんですよ。そのポジションには芸人さんが座るんで。その事に気付かないと、必ず失敗するという例ですね。
あとid:yumeriaさんを始め支持者の多い加藤沙耶香さんですが、この時は相手が強烈過ぎちゃって運が悪かったということもあるのですが、一次を突破できなかったということは、個人としてまだ力不足という事なのでしょう。
桜mint’sを悪く言うつもりはないですが、ユニットやってる娘って、身内だけの空気に慣れてしまうとその中でしか力を発揮できなくなってしまうってことがあると思うんです。いつのまにかお互いに甘えてしまってしまうんですね。
音楽の世界もそう。バンドが馴れ合いにならないようにって、刺激を求めて解散や一時的に活動休止したりするでしょう?その間はメンバーはそれぞれ個人活動をこなし、内面を磨いてまた再結集する。個人が充実することによってユニットもまた活性化する相乗効果が期待できるんです。こういうのはSMAPが良い例です。メンバーの誰一人落ちこぼれることなく、それぞれが持ってる個性を発揮してる。お互いが常に刺激しあっているからどんどん売れていくんですね。
端から見る分には加藤沙耶香さんなりにいろいろと頑張ってると思うのだけど、自分の内面をどんどん磨こう、引出しを増やそうっていう意識があるかと言えば、まだそこまではないんじゃないですかね?ビジュアル的には申し分ない娘ですし、そういう自己鍛錬にもっと意識が向けば、今持っている素養もより発揮できるようになると思っているのですが。
最近何かと話題の海川ひとみさんじゃないですが、このままだとちょっともったいないという思いが強いですね。

ココで番組は小休止。一次オーディションの自己PRで目立った娘が映し出される。 ここでの発見は大手・オスカープロモーション蒼井優さんのいるイトーカンパニーの参加。結構いろんなところから入ってんのね、と再確認。
やっぱりアバンギャルドアーティストハウスピラミッドは絡んでこないですねー。まぁ業界に顔が利くピラミッドさんはともかく、アバンギャルドは出してみてもいいんじゃないかなと思うんだけど。給料制じゃ、ド新人のオーディション受けるまでの経費さえ出ないのかな?

【CASE.5(第18回一次オーディション):鈴木あきえさんの場合】
続いて屍刑四郎も真っ青、天性のスパインチラー(凍らせ屋)鈴木あきえさんのCASEを見てみよう。この回は、ほしのあきさんのバーター疑惑(笑)玲奈さんや日テレジェニック2006の草場恵さん、佐野夏芽さんも居たりして、見た目はなかなか豪華。
そんな中、なぜ鈴木あきえさんが本選に進めたのか?これはちょっと興味あるところ…
>>受験者:(名前(敬称略)/年齢/所属事務所)
高橋祐月(19:キリンプロ)、佐藤ゆりの(17:シャイニングウィル)、草場恵(18:スイートルーム)、玲奈(23:エープラス)、鈴木あきえさん(19:ノータイトル)、吉川景子(20:インセント)、佐野夏芽(21:メタルボックス
トークテーマ【私が出合った最低の男】
まず手が上がったのは吉川景子さん。
吉川 『私が最低だなって思った方なんですけど
    小学校の時に転入生で苛められがちな女の子がいて
    男の子に苛められてたんですけど
    本当にもうずっと、理科室行くにもどこに行くにも一緒に行動して
    今では一生友達っていえる友達になって
    本当ににいい絆が結べたなって思ってます。ハイ!』

 ン???(;・・)(・・;)???   (^-^*)
この人、話ちゃんと聞いてんですかね?(苦笑)
さすがに他の面子もザワザワして「何、この娘?」ってな感じの視線。
 え?その最低な男は、どう最低だったの?

吉川 『いじめが…』

 あー、いじめが最低だったのね?

吉川 『そう、いじめっ子が…』
実はいじめられたのって、この娘の方じゃないの?(苦笑)
次に指名されたのが鈴木あきえさん。全然面白くないんけど、例題だからそのまま載せます(苦笑)
鈴木 『高校1年生の時に始めてバイトしたんですね。
    ××××(ファーストフード)でバイトしてて、
    そこの変な店長みたいなマネージャーって言われるポストの人がいるでしょ?
    その人が最悪で。何でかって言うと、
    私、始めて入って緊張しているわけですよ。
    一生懸命頑張ってレジ打ちとかポテトをこうやったり頑張って…頑張りました。
    そして、髪の毛をある日変えていったの。
    これくらいのから黒のショートにしていったんですね。
    よろしくお願いしますって言ったら「君、かわいいねぇ」って
    スキッ歯出っ歯ですよ?スキッ歯出っ歯ですよ?
    スキッ歯出っ歯のちょっと体臭がある感じの人で
    セクハラの匂いを感じたんですね。
    で、骨折しましたって言って辞めました。
    それが「最悪」ですね。思い浮かぶ限りでは』
ナレーションでは全然弾むことのないトークだったけど、必死さがアピールになったという。でも自分が思うに、これは番組としての言い訳じゃないかなぁ?おそらく「こういうのはダメなんですよ!」という例題にするつもりでメンバーに入れたような気がしてならない。それでも必死さが良い方向に向けばそれなりに救う芽もあったかと思うんだけど、結局最後までから回りしたまま終わっちゃったし。
それと。鈴木あきえさんの発言の中には「これはアイドルとして言っちゃいけない」って部分があるんです。同じトークテーマだった第1回目の一次オーディションと比べてみるとよく解かるんだけど。
香穂里さんの「彼氏がすごく束縛した」とか緑友利恵さんの「友達の残した食べかけのやつをコッソリ食べてた」なんてのは、人に気持ちがられるに足る行動があったから他人が聞いても「あぁなるほど!」と思えますよね?でも鈴木あきえさんの場合、話を聞いている分は相手の男の人が髪を切った鈴木あきえさんを「カワイイね」と言っただけで、鈴木あきえさんには特に何もしていない。「あぁ髪切ったんだ?カワイイじゃん」ぐらいの軽口って、普通誰でも言うと思うんですよ。なのに、鈴木あきえさんは自分の持ってた感情の部分だけで「コイツ最悪」と言い切ってしまった。
グラビアトークオーディションは怖い」と言われてるけど、実はこういう発言が一番怖いんです。
ファンの中にはね、内気で自分に自信がなくて「この娘のファンだけど、もし自分がキモイとか思われたらどうしよう?」なんて考えちゃう人も沢山居ると思うんですよ。こういう発言を聞いちゃうとその状況を自分と重ねたりする人も必ず居るわけ。特に身体にハンデ抱えたりしてるファンの人なんか、常にそういう視線と戦ってたりする。自分じゃもうどうすることも出来ないのにね。
アイドルって、そういう人たちにこそ優しく手を差し伸べなきゃいけない人たちなんですよ。傷を負った人を精神的にも肉体的にも笑顔で介護する「白衣のナース」のように。
グラビアアイドルってかつてのアイドルとは違ってすごく身近な存在なんだけど、それでもやっぱりファンは「この娘なら自分を受け入れてくれる」って夢を見てる部分がある。だからファンは応援してくれるのだし、絶対にそういう部分での期待を裏切っちゃいけない。なのに目の前で好きになった娘が特にたいした理由もなく一般人を対象に「アイツ、キモイ!」なんてことを言って御覧なさい。「オレも同じこと言われるかも」って、あっという間に興醒めですよ。これはもうアイドルとして失格と言わざるをえない。どんなに表の言葉遣いが悪くても、人間としての心根の部分まで腐っちゃダメなんです。
そういうことを鈴木あきえさんは全然解かってない!っつーか、誰も教育してないんでしょうねぇ…。それが不幸というか「人間関係って大切だよねー」ってしみじみ思いますワ。
1度、細木数子さんにケチョンケチョンに説教してもらったほうが良いんじゃないでしょうか?
あと、この回で気になったのが佐藤ゆりのさん。オーディションの最中だって言うのに、しきりに枝毛を気にして髪の毛弄ってるは、持っていた扇子を閉じたり開いたり。オーディション受けてるって意識じゃないですね。みていて凄く不快でした。

【CASE.6(第23回一次オーディション):仲村みうさんの場合】
最後は、仲村みうさん。無口でシャイゆえに1回目で落選してしまった仲村みうさんですが、そもそも何で本選に?ってところが小さな謎として残されていました。この回にはKONAN(21:ワンエイトプロモーション)も一緒に受験しています。
>>その他の受験者:(名前(敬称略)/年齢/所属事務所)
永作あいり(18:エスピーワン)、辰巳奈都子(20:ワンエイトプロモーション)、KONAN(21:ワンエイトプロモーション)、谷桃子(22:ツータッチ)、安藤みつき(21:ツータッチ)、工藤絵里(20:クレアトゥール)、仲村みうさん(15:スタイルエージェンシー)
トークテーマ【グラビアの苦労話】 最初に手を挙げたのは安藤みつきさん。
安藤 『××!』<アレですね(苦笑)

永作 『男性いるから!(笑)』

安藤 『××はキツイ!本当にキツイ(笑)』
最初から下ネタ…(ノ"ー;)
何度も書いてきたけど、間違いなくこういう下ネタ大好きキャラは地上波にはいりません!
プライベートはともかく、表でコレを連発したらダメ!芸人じゃないんだし…つーか、芸人さんだってその番組がいつの時間帯に流れるのかで発言内容を変えてるんですよ。放送コードというものがありますからね。
地上波のアイドル枠には「アイドル枠の分」ってモノがあります。いくら顔が可愛くても下品なのは御法度。
安藤 『××の時にお客さんで…あ、撮影会やったんですけど、
    ケツをこっち向けて、この間からこうやって
   (お客さんに尻を向けて屈んで股の間から顔を出す)』

KONAN 『エェ!? ヤダ〜、絶対ヤダ!(;´艸`)』

 そんなことするんだ!? 撮影会で?

KONAN 『それでやったんですか?』

安藤 『事務所的にはNGかもしれないんけど、私的には大丈夫だった(笑)』

 絵里ちゃんとかなんかないの?

工藤 『えっ、私?(笑)
    なんか、胸がないんですよ、私』

 (どれどれ…と触ろうとする安藤みつきさんから身を守る)

工藤 『胸がなくて、たまたまその時水着を着なきゃいけなくて
    パットがなかったんですよ!
    だからティッシュをすっごい詰めて
    しかもそれで取ったら汗かいてて、ティッシュがボロボロで(笑)
    ぴっちりくっついてみたいな(笑)
    これからはパットを持ち歩こうと思って』
その様子を冷ややかな視線で見ている仲村みうさん。明らかに戸惑っているのが解かる。それを見つけた安藤あいりさんが『あるでしょー?』と話を仲村みうさんに話を振ってくるが、ジロリと見てペコリと挨拶するだけ。永作あいりさんは『怖〜い!(笑)』と茶化す。
永作 『(仲村みうさんに)15歳はどういう恋愛してるの?』

安藤 『15歳言うな!(笑)』

永作 『だって、平成生まれでしょ?』

谷 『気になる気になる!』

仲村 『いや…あんまりないです(///o///)』

永作 『好きな人は?』

仲村 『(首を捻り)いや…(///_///)』

安藤 『学校は?学校!』

 流行とかないの?

仲村 『わかんないです…』

 ………(;^△^)   (///_///
こうなるともう全然話が続かない。
安藤 『牛タンゲームとかやってないのかな?(笑)』

谷 『古いなぁ!(笑)』

KONAN 『古い古い!(笑)』

永作 『オヤジ!(笑)』

 オヤジ!もー、みうちゃん怯えてるから!(笑)

仲村 『牛タンゲームってなんですか?(///o///)』

安藤 『!! 牛タンゲームってなんですか?って言われた!(ノ∇≦;)』

 ところで、牛タンゲームってマジなんなの?<オマエも知らんのかッ!(A^Д^;)
ということで牛タンゲームをやってみせる永作、辰巳、KONAN、谷、安藤。
もう楽屋裏ノリで勝手に喋っちゃって、オーディションの最中だってことを忘れちゃってるw
この面子はこの時点で終わったなと…でもこれでKONANさんが通ってたのが、逆に謎。単に選抜した人の好み?
 ギャハハハハ! (;≧∇≦)ノシ (ノ∇≦。)おもしれー!

 こういうお姉さん達を見てどう思いますか?

仲村 『できればなりたくない…』

 そうだよねー! (;≧∇≦)

 なりたくないって…(;^Д^) (^Д^;) (;^Д^)   (///v///)…………
この「できればなりたくない」というたった一言の存在感が評価されて仲村みうさんは本選入り。選出した側はおそらく「無口だけど、誰かが上手く絡めば場外ホームラン打つかも?」なんて期待があったんでしょうね。でも第1回放送分だったから、他の出演者もそこまで構っていられなかった。今考えると運がなかったかな?って感じもします。
本選で何も喋らない人間を残しておくわけにはいかないからあえなく落選だったけど、こういう娘は「アイドリング!!!」のような、芸人が司会やって、みんなと同じ事をやらなきゃならない育成型番組に出すと個性が発揮されると思います。
同じ意味では工藤絵里さんも終始「コイツラには係りたくない(;¬_¬)」って顔してました。クールな性格なんでしょうが、これは人によっては「やる気がない」と受け取られかねない。オーディションなんですから、もっと毅然として、場合に寄ったら「お前らうるさいよ!!」ぐらい噛み付いていく方が目立つんじゃないでしょうか。

*1:1回の一次オーディションに参加するグラドルの数はまちまちなようです。事務所さん単位で数人まとめて受けにきてる場合も、個人単位の場合もあり。