第1回日本グラビア大賞結果
記事としては遅れたが、以前書いた第1回日本グラビアアイドル大賞の結果が発表されたので紹介しておく。
大賞 小倉優子(アヴィラ)
※受賞作 DVD『autumn breeze』(フォーサイド・ドット・コム 2007/9/28発売)
新人賞 福井未菜(ホリプロ)
※受賞作 DVD『ミナフル。』(ワニブックス 2007/12/21発売)
前記事でも同賞の胡散臭さは指摘していたが、結果を見たら予想以上にそれが増した印象しかないですね(苦笑)
確かに世間的な目から見た小倉優子さんのイメージが未だにグラビアアイドルであるとしても、現在の勢いやテレビタレントとしてのキャリアの方が長くなりつつある今を考えると、今現在で『グラビアアイドル』大賞に相応しいか?と問われたら自分はとてもそうは思わない。実際そういう感想を持った方がほとんどだろうと思う。
また新人賞の福井未菜さん。福井さんが悪いわけじゃないが、特撮作品のヒロインとして人気を博したその後、グラビアで際立った活躍があったか?と考えると非常に微妙なラインだ。
また、なぜ受賞作がDVDだけなのか?
『グラビアアイドルDVD大賞・新人賞』として年1回の表彰しましょう、という作品のクオリティを讃える賞であれば納得出来るが、仮にも『グラビアアイドル大賞』と銘打つならば、もう少し総合的な要素から充分検討して選出しないと、賞としての権威は全く上がっていかないと考える。
また新人賞はともかく大賞を大ベテランに与えてしまった事で、現役の若手グラビアアイドル達の同賞に対するモチベーションは確実に何%か下がってしまったはずだし、一部関係者以外の関心も薄れてしまっただろう。
これならば、グラビアアイドル自身が自分以外で誰が大賞に相応しいか投票する『Queen of Queen』を決めたり、本屋大賞のように書店やDVD取扱店などの店舗スタッフ投票で決めたり、候補を先に絞り込んでからファン投票にするなりした方が、誰もがある程度納得する結果が出るだろうと考えるのだが。
この調子では第2回があったとしても期待薄ですね。