ヤングサンデーの休刊に思う

グラビアアイドルの貴重な活躍の場がまた失われてしまうのも残念だが、それと同時にグラビア掲載の王道である3大漫画誌の一角が崩れてしまった事の方が大きな衝撃だ。

当然そこをベースにしていた原幹恵さんや相澤仁美さんらがどこに流れるかで残りの2大勢力である集英社ヤングジャンプ』と講談社ヤングマガジン』の勢力図が少し変わるであろう。3つでバランスをとっていたものが2つになるのだから、争いがさらに過熱する事は間違いない。


小学館側はまだ週刊少年サンデーがあるが、少年誌だけに掲載出来るグラビアに制約があるだろうし、相澤さんなどエロティック路線で売っていた人はその魅力を充分に引き出せる場ではない。

また松山メアリさんなど発掘したばかりの新人や、募集中であった『ヤンサン乙女学院'08』のメンバーたちは結果を問わず他に露出媒体を求めなければならなくなった。
かといって月刊化したSabraではリアルタイムな告知の面で遅れをとるので、受け皿にはなりにくい。

いずれ見えてくるだろうが、さ迷えるグラビアアイドル達が再び活躍できる場を得てくれる事を期待したい。