遂にここまで来たか…

3月9日 (日) に木下優樹菜さんのセカンド写真集『ワカンナイ』発売記念の握手会が福家書店銀座店で開催される。

木下さんは昨年ヘキサゴンでブレイクしてからというもの、里田まいさん、スザンヌさんとともにおバカ3人娘として人気もうなぎ登り。
他局の番組オファーも増え、果ては3人でユニットPaboを結成しCDデビューまでしてしまった。
スザンヌさんと並び昨年最もブレイクした女性タレントと言ってよいだろう。

それを受けてか今回からイベントでの撮影が一切禁止になってしまったようだ。


ラチナムさんは撮影に関しては比較的緩めのプロダクションだが、テレビ等である程度のステータスまで到達する(ギャラの稼ぎが高くなる)と撮影出来なくなるのが今までのパターン。
これまでそれに当て嵌まっていたのは若槻千夏さん、岩佐真悠子さん、東原亜希さんだけだったが、今回新たに木下さんが加わった事になる。
つまり、彼女はわずか1年あまりで事務所のNo.4にまで上り詰めたのだ。
いや今は若槻さんと東原さんが活動を縮小してるから、実質は岩佐さんに次ぐNo.2と言ってよいのかも。


確かに昨年12月のDVDイベントの時に年始に出演する番組名を上げていったが、一時期の若槻さん並に多かったのを覚えている。

が、それにしてもだ。

若槻さんというドル箱タレントが抜けた穴を埋める為に、事務所として早急に新人を育てる必要があったという事情はある。
だがこれはかなり異例の出世である事には間違いない。


もちろん彼女自身の目に見えない努力もあったと思うが、1番重要なことは、時代が彼女を受け入れたということだ。

一部の選ばれた人間は、見えざる力に導かれて周囲が思いもしないような大きな事を成し遂げることがある。
彼女がそういう人物になれるかどうかは今後の動向次第。

だが少し心配なのが、あまりにも急激に持ち上げられた事で近い将来壁にぶつかってしまい自分を見失いやしないか、ということ。

木下さんはその出で立ちから先輩である若槻さんと比較される事が多い。

若槻さんは早い段階からテレビに登場していたものの、デピューから1年あまりは地道にグラビアでの活動をメインとしていた。
その間にテレビのオファーがなかった訳ではなく、グラビアで一般に人気が浸透するのを待って売り出す事が予め決められていたからだ。
そして2003年始めから地上波に出演しだし、徐々に自らのステータスを上げていったのである。

下地になる苦労を経験した分、若槻さんは多少の事では動じないし、困難を乗り越える術も心得ていた。

だが木下さんはそういった下積みの経験が浅く、苦しい時にどれだけのパフォーマンスを発揮出来るかは未知数。
勢いに乗ってる時はよいが、それが途切れた時に心を支えるものが無いというのは少し心配だ。


整理券は数日前に手に入れたけど、案の定掃け具合が今までより鈍い感じ。
消費が冷え込んでる時だからこそきめ細かくサービスを充実させてお客を繋ぎ留める事も必要ではないか?