やはりそういうことか…

今週のヤングジャンプのセンターグラビアに満を持して天野莉絵さんが登場しました。


2004年ピチレモン読者モデルオーディショングランプリという時代の流れを象徴する芸能界デビューから、昨年ミスマガジンにエントリーしたものの、最終選考に入ってきませんでした。

笑うと八重歯が眩しく映える愛らしさを称えた美形ルックスやメリハリあるボティラインはエントリーメンバーの中でも随一。
ビジュアル的な前評価がとても高かっただけに、妙だな…とは思ってましたが、やはりライバル誌が一本釣りしてたんですねぇ(笑)


ここで改めてプロフィールを紹介しておきましょう。


思うに彼女の起用は主に以下に示す事情があるものと思われ。


1.世代交代
制コレ出身で長くヤンジャン専属で活躍し、今やトップまで上り詰めた川村ゆきえさんの専属契約満了を受けて、新たにフレッシュなタレントを探していた。
かつて若槻千夏さんが今回の天野さんと同じようにミスマガジンにエントリーしながらヤングジャンプの専属契約を結んだ例があります*1
天野さんがどことなく川村さんに似た印象であるのも偶然ではないような…

2.制コレGPの失敗
毎年度別にメンバーを選出していたが、2005年度のグランプリ寺田有希さん、準グランプリ福留佑子さんと齊藤夢愛さんの反響が良く、2006年度の選出を見送りそのまま活動継続。
2007年は制コレGPとしてライバル誌に倣うように読者投票形式を取り入れたが、メンバーにイマイチ地味な印象が拭えず結果的に2005受賞者に続く優れた人材を発掘するには至らなかった。
また昨年からの寺田さんの一時的な活動縮小、福留さんの謎の活動停止などが重なった事で、売りであったはずの制コレGP失敗は殊の外ダメージが大きかったといえる。その穴を埋めるタレントを見つける事は急務だった。

3.ミスマガジン2007への対抗策
というよりも、ミス週刊少年マガジンに選出された『アイリーン』こと中島愛里さんという次世代グラビアを担うエース級の存在をライバル誌が手に入れた事が大きい。
売り切れる事自体が珍しいアイドルDVDだが、イベント絡みとはいえ秋葉原の店売りが全て無くなり中古店にさえ置いていないという異常なセールスを記録。
自社のプレイボーイ誌までがミスマガジン受賞から日を置かず即座にグラビアに起用する程のクオリティの高さは、ライバル誌として決して無視できるものではない。


ヤングジャンプは天野さんといい、佐々木希さんといい、雑誌モデル出身のコにスカウトのターゲットを絞ってるようで、今後もこういった傾向が続くかも知れません。


予告によると3月に1st写真集が、翌月にはDVDがそれぞれ彩文館出版から発売されるとの事。

今回のグラビアの反響次第ではかなりの好セールスを記録するのではないか、と予告しておきます。

*1:この時はファン投票4位で確実にファイナリストになると思ってました。