海川ひとみさん
11:00- 写真集『キューティーH』発売記念イベント@神保町書泉ブックマート
- 作者: 西條彰仁
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2008/02/02
- メディア: 大型本
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このイベントの整理券配布の段階から友人id:starry_skyさんの苦行を見て来た。
口では何と言おうと正直あそこまで頑張る姿をみたら、この気持ちが相手にちゃんと伝わらなければ報われないな、と感じていた。
今回の参加目的の半分はそれを確認するためと言ってよい。
とりあえず開始前には現場に着いたものの、苦行の末に1番を奪取したstarry_skyさんが戻ってくるのを待つことに。
ところが、戻って来たstarry_skyさんがやけに慌てている。
『あんなにデジチェックが厳しいとは…(/_<;)』
どうやらタカくくってデジカメだけしか持ってきてなかったらしい。
そういえば銀塩はフィルムが巻き取れなくなったとかで放置してたっけ。
アバンが絡むと撮影面のサービスが渋いことは周知の事実。特に1対1が基本の写真集イベントならば尚更ごまかしは利かない。
今回は仕方なく4冊券全てチェキで済ませてきたという。1番で入った人間がチェキで必死に撮影とは前代未聞(笑)
さすがに気の毒なので、まだフィルムが余っていた自分の銀塩をイベントの間貸し出すことにした。
急遽カメラをシェアしなければならなくなったこともあり、starry_skyさんを先に自分がその後ろに列ぶ。
間際になって前の様子を伺っていると、確かにメーカーによるチェックがかなり厳しくデジ一眼しか持っていない人は撮影できずに帰っていく人がかなりいた。
確かにデジタルデータだとすぐに複製されてしまう懸念はあるものの、今の世の中でデジタル化されていないものの方が少ないのに、著作権のためとはいえ躍起になって禁止しようとするアバンギャルドのやり口は完全に時代に逆行していてナンセンス極まりない。
starry_skyさんの順番がきて撮影となったが、最初の一枚がストロボ未発光のトラブル。電源の接触不良なんだけど、今までは修理に出せる暇が無かった。
幸い来週の土日は何も予定が無いので、このタイミングで持っていくつもり。
で、自分の番が来た。1冊分だけなので正面で1ショット。
たまたま隣にいた女性マネージャーT田氏と面識があったので、そちらに『お久しぶりです』とご挨拶。
『えっ・・・T田さんとお知り合いなんですか?』
・・・こういうところだけは目ざとい(苦笑)
『あぁ、まぁね(笑)今日はひとみちゃんに見せたいものがあるんだけど…』
と携帯に収めたstarry_skyさんの苦行姿を見せる。
『これ誰ですか?…あ、○○さん?』 『そうだよ』 『これ…何時撮ったんですか?』 『今日のイベントの整理券配布する前日の夜にそこのブックマートさんの前で(笑) ちょうど2週間前の日曜日にえらい冷え込んだ日あったでしょ? もー死ぬほど寒くってさー…┐(;´〜`)┌』 『…へぇ〜…そうなんだぁ〜…』(・_・)
あれ? なんだこの反応???
彼が一体誰のためにあんな苦労までしたと思ってるんだ!? (ー''ー;)
『…あ、あぁ…(汗;;)○○さんがこれだけ頑張ってるんだから、ひとみちゃんも期待に応えなきゃね』 『ハイ、そうですね。(*^∇^*) 頑張ります! あ、これ自分で書いたコースターなんですけど・・・』
と彼女の自筆メッセージ入りのコースターを1枚渡されたが、そんなものは別にどうでもいい。
何か釈然としない気持ちのまま、戻ってきた。
しかし、なんだこの軽さは!!
以前感じていたおどおどとしたところは全く無くなっていた。
多分ハッスルで実際にレスラーとしてリングに上がった経験が、彼女に言葉ではない確かな自信をもたらしたのだろう。
そういった意味では精神的なタフさが増して、より芸能界向きになったといえる。
だがその反面で、何の感情も感じ取れない無味乾燥な雰囲気になってしまったような気がする。
人と話したというより、音声会話ができるロボットと会話をした感じだ。
ちょっと前の海川ひとみさんといえば、とても涙もろく自分のファンが離れることを極度に恐れていたぐらい寂しがりやだった。
それゆえに普段から人に甘える癖があり、自分はそれを由としなかったのだが、彼女に付いているファンはそんな彼女を何とか支えようと頑張ってきた。
少ないながらも自分をいつも気遣ってくれるファンがいることに彼女も感激し、人目をはばからず涙したこともある。
だが、今日の様子はどうだ?
これがあの感情豊かだった娘なのか!?
確かに何かをきっかけに人が変わったようになることはよくあるが…
とりあえずあと数周するであろうstarry_skyさん(ぶっちゃけ20冊越え)を待つ間に写真集の中身をチェック。
アバンお得意のロリエロ路線ではあるものの、都内の屋外、スタジオ、海外ときっちりロケをやっているだけあって、それなりにアイドル写真集らしい仕上がりにはなっていた。
少なくとも中途半端なお色気だけの駄作であった1st写真集よりは全然マシ。
今から海川さんに興味を持った人はこちらの写真集を買えば事足りると思います。
イベント終了後にstarry_skyさんと飲む約束をしていたので、そのまま付き合って寒い中を出待ち。
海川さんが出てきたところで、どうしても一言言いたくて声をかける。
『ひとみちゃん、○○さんに感謝しろよ☆(´〜`)』
すると彼女は、さも当然と言わんばかりに
『感謝してますよぉ〜☆(・3・)』
とだけ返答。お前なんかに言われたかない、ってな口調だった。
『みんな、今日はどうもね〜☆バイビー♪(^-^)/』
そのままマネージャーと一緒にあっという間に歩き去っていく。
あっ・・・(;・o・)ノ じゃーね〜☆(^o^ )/( ー_ー)
・・・おぃ、ちょっと待て!
本当にファンに感謝してるなら、寒い中待ってたのを気遣ったりするだろ?
立ち止まって『今日は本当にありがとうございました』と深く一礼するぐらいなんでもないだろうがっ!?
付き合い参加とはいえ、正直少しムカっときた。~~~o(ー''ー#)
あれが一番熱く応援しているファンに対する普段の態度だとしたら、もう彼女に未来はないと思う。
確かに常連ファンは来て当たり前って思われても仕方ないけど、だからこそより一層のさりげない心遣いなどが必要なんじゃないか?
世話になった人たちに最低限の礼さえ尽くさないのは、タレント以前に人間として大いに問題ありだ。
starry_skyさんには申し訳ないが、自分の意思で彼女に会うのはおそらくこの日限りになるだろう。