案の定…

海川ひとみさんが出るというので注目していた昨日のハッスルマニア2006ですが、試合よりもそれ以外の部分での内容があまり良くなかったようで。
とりあえず結果は以下の通り。
【ハッスル2006 第3試合 海川ひとみデビュー戦】
●海川ひとみ   
 KUSHIDA     (9分34秒 世界のバボ)ジャイアント・バボ○
 \(^o^)/チエ 

※注:逆片エビ固めとキャメルクラッチの複合技。
   ギブアップではなくレフェリーストップ。
公式サイトの速報で試合経過を読んだけど、おおよそ予想してた通り。いくらハッスルでも、普段運動もしてないグラビアアイドルがいきなり参戦してあっさり勝っちゃったら、ファンが許容できるボトムラインを越えてしまうのはわかってたんで。 でもヘッドシザーズホイップ決めたり、お客が思ってた以上は動けてたらしい(あくまで「出来てた」じゃない)。問題なのは、試合中に技が通じないからって泣いちゃダメってこと。ハッスル観にきてるお客さんってガチガチのプロレスファンとは違ってライト感覚ではあるけど、試合中に泣く=プロとして上がってないってことなんで。試合後に負けた悔しさで泣くのならまだ解かるけど。
それといただけなかったのは、眞鍋かをりさん、浜田翔子さん含めてその後のマイクのやりとり。
浜田 『女の子を本気で痛めつけるなんてサイテー!! この変態! このサド!』
眞鍋 『アンタね! こんな21歳の細い女の子イジめて、そんな喜んでて恥ずかしくないわけ?
    いいオッサンが、女の子いじめて偉そうに言わないで恥ずかしくないわけ!?
    普通だったらね、あんたら警察に捕まってるわよ!
    海川ちゃんはよくやりました。私の判定では海川ちゃんが勝っていたと思います』

 ハッスル オフィシャル ウェブサイト
これ、アン・ジョー司令長官の挑発に返したそれぞれの言葉なんですが、この言葉は観にきてるお客さん、間違いなく 「オイオイ、そりゃ違うぜ? 解かってネェ〜ナァ〜☆┐(´Д`;)┌」って思ったでしょうね(とりあえずハッスルに判定なんてないしw)。
前にも書いたけど「女の子いじめるな」なんて思ってるんだったら、最初からリングに上がっちゃダメよ!やられるのを覚悟で上がってる、ってところが観に来てるファンの共感を呼ぶんだから。
インリンさん、HGさん始め多くの素人が上がってるハッスルのリングだけど、与えられた役割を全うしようと皆それぞれ覚悟を決めてやってるからお客さんにも受け入れられてる。『これはミーのビジネスだからネ〜!』アン・ジョー司令長官が返した言葉は、リングの上の正論ですよ。
またこの解かっていないグラドル軍団を裏付けるかのように、海川ひとみさんも
海川 『最初から((公式サイトでは「最初は…」となっているが、こちらが正しい。))無理だって思ってました。でもどうしてもリングに上がってみたくて……。
    このリングに上がれば自分を変えられるんじゃないかと思って……。
    本気で取り組んだつもりだったし、これからも続けたいです。
    でも、ハッスルって見てると楽しいけど、やってみるとすっごく難しくて、
    甘くは無くて……すいません。
    こんな、私のわがままに付き合ってくれた、スタッフの皆さん。
    ファンの皆さん。真鍋先輩。翔子ちゃん。
    ありがとうございました!』

 ハッスル オフィシャル ウェブサイト
と言っている。「最初から無理」「本気で取り組んだつもり」…認識の甘さが端々に出てるんですね。そういう気持ちでリングに上がってたら、いつまで経ったって自分を変えられないし、受け入れてももらえない。
実際引き上げる時もところどころ厳しい野次が飛んだようだし、継続するなら余程意識を変えて臨まないと野次どころか罵声が飛ぶ。リングというのはそういう場所ですからね。
しかし、メインに出るレスラーの必殺技が「どどん破*1」とは…(苦笑)

*1:漫画「ドラゴンボール」の鶴仙人が使う必殺光線。