西武・松坂投手、60億円でレッドソックスへ!

ポスティングシステム(入札制度)で大リーグ移籍を目指す松坂大輔投手(26)の独占交渉権をレッドソックスが落札。落札額は5111万1111ドル11セント(約60億円)の破格値だったことが15日、日米で発表された。レ軍では正式契約を待たずに松坂を4・2開幕ロイヤルズ戦から4・12マリナーズ戦、4・22ヤンキース戦で起用する案が浮上。イチロー松井秀との注目の日本人対決がいきなり実現する可能性が高まった。
“世界の怪物”は一点の曇りもない、晴れ晴れした表情で現れた。レッドソックスが史上最高の約60億円で落札したことが正式発表され、松坂は成田空港で早くも新天地での意欲をのぞかせた。
「一番対戦したいのはイチローさん。松井(秀)さんもいらっしゃいますが、ボクの中ではイチローさんですかね」
白いジャケット姿の松坂がまず名前を挙げたのはマリナーズイチロー外野手(33)。レ軍はア東地区の名門。同地区には宿敵のヤンキースがいるが、誰よりもWBCでともに世界一に輝いた“戦友”イチローとの夢対決を熱望した。

ここ数日もっとも日本国民の関心を引いた男。西武・松坂大輔投手。事前のマスコミリサーチ通り、ボストン・レッドソックスが最高額入札しました。
最低でも30億は確実といわれてたけど、まさかその倍とは…この金額が妥当かどうかはさておいて、日本球界最高の投手が向うに行ってしまうわけだから、それなりの金額は提示されないと、とは思ってました。
期しくも同記事のコメントでセントルイス・カージナルスの田口選手が

「世間では挑戦と言われているが、十分に力があるし、単なる移籍だと思う。それは岩村や井川にしても同じ。挑戦という言葉を使うのが間違い。慣れる時間は必要だろうが、近い将来、エースになると思う」

という言葉を聞くと、トップクラスになれば日本人だろうが力差はないって時代になったんだと改めて思います。米国人側の日本人プレイヤーに対する評価がココまで上がったのはやっぱりシアトル・マリナーズイチロー選手の力が大きかった。松坂投手が「松井選手よりイチロー選手」というのも、個人の実績面から考えれば解からないではないです。でも、これ聞いた松井選手はカチン!と来ただろうし、逆に燃えて来ると思います。
来年の大リーグはより面白くなりそうです!