ラフ

14:15- 長澤まさみ, 速水もこみち, 市川由衣, 阿部力, 高橋真唯, 石田卓也 / 映画「ラフ」初日舞台挨拶2回目@日比谷シャンテシネ3

前週に苦労して手に入れたぴあリザーブチケットを持って1時間前に現場に到着。近くでやってる「UDON」の舞台挨拶を終えたC氏が既に待っていた。
シャンテシネ前の噴水広場の脇で「ラフ」のヒット祈願をするプールの飛び込みコースを模した簡易の舞台が組み立てたれている。どうやら舞台挨拶を終えた後にココにキャストが出てきてマスコミ取材をするらしい。
1回目の舞台挨拶に遅れて入ったC氏を見送ってから暫く待っていると、キャストが出てきた。殆どが長澤まさみさんと速水もこみちさん見たさのヤジ馬。当然のようにあちこちで携帯カメラが向けられるが、関係者は「撮るな」と毎度の無駄な努力をしている。
この場で今まで何度も書いてきたが、オープンの場に芸能人が出てきたらこうなることは解かりきっているのだから、取材のジャマにさえならなければ、携帯で撮るぐらい、いくらでも勝手に撮らせておけばよいのだ。確かに肖像権などの問題もあるだろうが、ヌードを撮られているわけじゃないし、映画の宣伝になればそっちのほうが商売的にも得。ヘタな宣伝費をかけるより、よほど安上がり&効果的なのだから。
時間になり入場。入り口で早速カメラ&荷物チェック。次のイベントで使うために持ってきていたカメラバッグを預ける。ここに来る前に立ち寄った秋葉原で買ったリュックの中身はごく簡単なチェックだけ。これでいいのか?
舞台挨拶後の出のことも考えて、席に着く前にせせこましいロビーでパンフレットを買う。コーティング紙を使っていないからだろうが、わりとしっかり作ってあって500円というのは最近では格安のお値段。
席はD列7番。会場のほぼ真ん前。改めて見渡すと本当に狭い。そもそも肝心な初日になんでこんな狭いとこで舞台挨拶をすることになったのかよく解からない。
時間になりキャストが登場。向かって左から石田卓也さん、阿部力さん、速水もこみちさん、長澤まさみさん、市川由衣さん、高橋真唯さん、大谷健次郎監督の順。司会は日本テレビの斎藤舞衣子アナ。自分の位置はちょうど速水もこみちさんの真ん前だった。もこちゃん黒いワ…(苦笑)
長澤まさみさんは暫く見ないうちにこんなに背が伸びたの?ってちょっとビックリ。自分が最後に会ったのが3年前ぐらいなので、成長期の娘は見ないうちにすっかり変わるモンだなぁ〜と実感。
逆にその慎重さで市川由衣さんの背の低さが一段と際立っている。速水もこみちさんと比べると、本当に大人と子供ぐらい違う(笑)
斎藤アナの質問内容は型通りで大筋は面白みのあるものではなかった。途中の速水もこみちさんのツッコミから、1回目と同じカンペで進めているらしいことが判明。ま、そんなもんだろ(笑)そのくせ「高飛び込み」を口が回らずに「タコ飛び込み(・З・)」と言ってしまう有り様…ホントにアナウンサーかよ(苦笑)
一番面白かったのは、意外にも高橋真唯さんの発言。
高橋 『撮影は3月ぐらいに始めたんですが…
    映画の中にも綺麗な桜のシーンがあるんですけど、
    桜が散るのを綺麗だなと思って見ていたら、まさみちゃんが
   「これ、紙なんだよ〜」ってわざわざ教えてくれて(笑)』
と見所の裏を思わず話してしまい、会場爆笑。監督も思わず苦笑しながらヒジでツンツンとやっている(笑)
それを受けた長澤まさみさんの機転もまた素晴らしかった。
長澤 『桜は紙でもすごく綺麗なシーンに撮れているので
    ココにいる人は「あぁ、あれは紙なんだなー」って観てくれたら良いと思います(笑)』
…って、揚げ足とって自虐かよ(笑)
長澤 『コレを観た人は自分の周りの人最低10人以上に宣伝してくださいね!
    …解かりましたか〜?(*^0^*)/』
これだけハイテンションな長澤まさみさんを観ていると、最初の頃のすごくシャイで全くしゃべれなかった頃*1を知っているだけに「おぉ、ココまでしゃべれるようになったか!会わない間に随分成長したなぁ」と。
人見知りな性格は変わっていないようですが、「今回は青春映画だから自らムードメーカーに徹した」とインタビューで答えているところをみると、精神的にかなり鍛えられてきたんだな、と感じました。
余談だが、石田卓也氏の壇上での態度が不遜でハナについた。映画の初日を観に来てくれたお客さんを前にしてタメ口トークはないだろう!ロックのライブじゃないんだから(苦笑)
こういう勘違いした若造はいつか何かやらかすような気がするゾ!
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*1:デビュー当時のDVDイベントで、トーク中に長澤まさみさんの発した言葉が「…ナイショ」の一言だけで終わったことがありました(笑)