to monalisaさんへ

コメントありがとうございます。 monalisaさんが「バックダンサーズ!」を観て感動したというのならば、それはそれで正解なんだと思います。
しかしながら、自分はこの映画で泣くということはありませんでした。
自分にとって映画とは「どんなにリアルに描かれていても、それは現実ではない夢の世界の話」でしかありません。どんなに頑張っても自分が「映画という虚構の世界」に入れるわけじゃないですしね。それにこの作品に描かれていること以上にドラマティックな現実はたくさんあります。そういうことを知った上で観ていますから。
だからといって「映画が現実に劣っている」とか、そういうことではないですけど…
自分は「映画って何もかもがリアルじゃなくていい」と思っています。逆にいえば作品世界が「リアル」を志向すればするほど、現実世界とのギャップに目が行くようになってしまう。自分たちは今を生きてる人間ですし、「世の中そんなに甘くない」って知ってますから。だからこそスクリーンに映る世界に一瞬の夢を見ることが出来るんです。そこが映画の持っている最高の素晴らしさだと思います!
それ故に、作品として観賞した場合の仕上がり具合がどうしても自分は気になるんですよ。
点数が辛いのは、自分の性分なので気にしないでくださいね!(笑)