真夜中の少女たち

13:50- 高部あい, 長谷部優, 渋谷飛鳥, 佐津川愛美, 上堂薗恭子 / 映画「真夜中の少女たち」初日舞台挨拶@渋谷シネ・ラ・セット

今回はいつも何かと世話になっているC氏(関係者?)のお付き合いで高部あいさんのフォロー。
前日の18時頃、会社帰りで現場到着。会社を出る前にC氏が少し遅れるという連絡が入ったので、長谷部優さん目当てのドリオタ連中や同時上映の「東京ガール」組と競争になるかと思いきや、まだ誰も並んでいなかったのでとりあえず御の字*1シネ・ラ・セットはミニシアターで席と席の間隔が狭く、後ろの席になると映画を観ている最中に膝が痛くなるのが判っていたので、あとのことを考えても最前列を取るのが良策。それに舞台挨拶ともなれば出演者とも近いので表情もよく確認できるしね。
とりあえず持ってきていたビニールシートと重石代わりの折り畳み傘を自分の後ろにおいてC氏の到着を待つ。今回の整理券も「ドリフト」のときと同様に「同じ作品の場合、同じ上映回のものを2枚」という形でしか取れない。2回の舞台挨拶を観るには、最低でも2人で整理券を手に入れなければならないのだ(付き添いの理由・その1。もう1つはトイレ事情にある。この近辺はトイレを貸してくれるところが殆どないのだ)。
並び始めて15分ほどしたところで別の方が「真夜中の少女ですか?」と声をかけてきた。やっぱりこの時間に真っ直ぐ現場まで来ていて正解だった。
30分後C氏が到着。当初の計画通り入れ替わりでその場を一旦離れ、着替え&身支度のために自宅へ戻る。S長老も来るらしいが12時過ぎではないかという話。ユーロスペースに寄って「オトシモノ」等のフライヤーを手に入れてから、帰宅。
戻ってきたのは0時30分近く。既に長老も来ていたが、この時点でドリオタ連と思われる連中が多数。こちらに絡んでくることが無ければよいと思っていたのだが、後に記すがそういうわけにはいかなかった。
途中、長老の後ろにいたちょっとオツムの弱そうな"彼"がいきなり長老に「コレを観ておいて」と言い残してどこかに消えてしまうが、買出しの間に何時の間にやら戻ってきてて寝てやがる。なんともずうずうしいヤツだが、コイツもまた後ほど事件を起こすことになる。
夜食買出しの後、酒を飲みつつバカ話で時間を潰す。
【事件1:酔っ払い外人】
朝方、酔っ払った外人がひとり「何でココで並んでいる」と話し掛けてきた。「映画を観るために並んでいる」と答えると、なぜか正座でその場に居座ってしまう。うざったいとも思ったが、そろそろ表のトビラが開く時間だし、眠たくなりそうな時間を黙って過ごすのもつらいし、多少は日本語を理解できるようで退屈しのぎにちょっとだけ相手をすることにした。
途中写真の話になったら食いついてきて、「自分はデジタルよりもフィルムの方がいい」とか「ソニーデジタル一眼レフα100のことネ)出してるって?ウソだろ?」なんて話をする。この外人は趣味で風景写真を撮っているようで、自分たちは主にポートレートを撮ってるいうと、説明が面倒くさくなった長老が、この前撮影した長崎莉奈さんの水着写真を見せた。すると「こういう水着がイイ」とニタニタしてるので「なんだ、ただのスケベじゃねぇかヨ!」というと「オトコ、ミンナスケベネ!(*^∇’)b」だと(笑)
ヘンなところで人間味のあるヤツで、なんだか面白かった(笑)
【事件2:ドリオタ】
建物のドアが開く時間になって中に移動できるようになった。ところがちょっと前にC氏がトイレに行ってしまい、広げた荷物の片付けが間に合わない。とりあえず長老が自分たちの荷物を運んで、自分が片付けをして上に上がろうとすると、長老が「あれ?オレの荷物は…?」失礼、忘れてました(笑)
ともかくシネ・ラ・セットの入り口前まで来て一段落すると、下で寝ていたドリヲタと思われる2人組が勇んで突っかかってきた。ひとりはムサイヤツで、ひとりは髪を茶色に染めたヤツ。話し掛けてきたのはムサイほう。以下はその後のやりとり。
ドリヲ 「アンタ、最初から居なかったでしょ?」(#`◇´)σ

 ハ?(・_・) ちゃんと居たよ。

ドリヲ 「いや、オレは見てないから!」

 ァン?(゚Д゚)そんなもんシラネーヨ。
 アンタがどう言おうがこっちは最初から居たんだよ!!
するとこのドリヲ、周りのドリヲタを味方に勝てると思ってるのか、ハナでフンと笑いやがった。
カッッッッッチーーーーーーン★(▼▼)
こういう1人で喧嘩できないくせに人を小バカにするようなヘタレガキには、チトお仕置きが必要だな。
 あのな。オレはね、一旦場所取ってからツレと入れ替わりで1度家に帰って
 それから戻ってきたんだよ。アンタがそれを見てないだけでサ。
 なんなら、すぐ後ろの人に聞いてみな。
 (直後の人に)ねぇ、自分は最初から並んでましたよね?

後ろの人 「あぁ、最初から居ましたよ(アッサリ)」(・o・)b   �堯福姥釥院─�!!
この瞬間、旗色が悪くなったと見た一緒にいた茶髪のドリヲが何時の間にやら別のドリヲタの影に雲隠れ。
C氏は自分のツレと判っているから示し合わせてウソを言ってるかもという疑惑も成り立つが、後ろにいた全く無関係の人がこちらのアリバイを証言してるのだから、非はどちらにあるのか明白。
誰かを疑うのなら、予め周囲に聞いてアリバイを確かめておく…なんてのは「名探偵コナン」を読んでいる子供でも解かる常識だろーが!!
ガッカリだよッ!!
数の論理でしか勝負できない頭の悪〜いヲタは、そんなことさえ解かっていなかったようダニ〜。┐(´ー`)┌
画して仲間にも見捨てられた(ま、その程度のつながりってこと)この哀れなドリヲタ。ここで素直に謝っとけばいいものを、何を思ったか
ドリヲ 「じゃぁ、もういいです!」
と捨て台詞を吐いてサッサと目の前から消えようとした。これにいち早く敏感に反応したのは、なぜかC氏だった(アラ?)
C氏 「おい、ちょっと待て! 疑ってかかったのに、謝りもしないのかよ!
    それちょっとヒドイんじゃないの?」
やり取りを傍観していた周囲の目も哀れなドリヲタに注がれる。ところがこちらをまともに向きもせず斜に構えて
ドリヲ 「…スミマセンでしたぁ〜」(¬З¬) チッ
とまるで自分には何も非はない…というような不貞腐れた態度。こんなモン、謝罪のうちに入る訳がないだろう!!
しかもまだ何かブツブツ言ってるのが聞こえたので、ちょいとたたんでやろうかと今度はこちらからケンカを売ってみる。
 オゥ、人を勝手に疑っといて、なんだその態度は…!!
 まだ何か言いたいなら直接こっち来て言ってこいや。
 大体人を疑うんなら、ちゃんと下調べしてから来い、ゴルァ!!
ところが、向こうが他のドリヲ達にたしなめられて、これ以上の進展はなし。
トイレに行っていて途中を知らない長老はこのとき、野次馬半分で「何?やっちゃうの?やるんだったら俺も行っちゃうぞ!」と勝手にワクワクしていたらしい(苦笑)
その後「そういや、オレは何処だったっけ?」と別のドリオタらしき人に自分の場所を確認していた長老…なにやってんだか(笑)
別に自分はドリヲタだろうがモーヲタだろうがこちらに被害が及ばなければ気にはしないが、時折こういうバカモノが紛れ込んでいて、その周囲の人間がそれを嗜められないというのは、やっぱり問題だろうと。たった一人のために「またドリヲタか」と言われるのは、真面目にタレントを応援している人たちにとっても侵害だろうし。ならば、彼等自身が積極的にそういった悪しき因子を更生させるか、取り除いていくしかない。勝手に暴れるヤツをのさばらせておいて損をするのは結局は彼等自身なのだから。
【事件3:アンタ誰?】
前述のひと騒動の直後、今度は、朝の並びで長老の後ろにいたオツムの弱そうな"彼"がなにやら騒ぎ出していた。トイレ(もしくは買出し)で少し場所を離れてた隙に建物内への移動が始まってしまい、自分がどこに居たか判らなくなってしまったらしい。用を済ませて戻ってみたら、自分の荷物だけが置きっ放しになっていたので慌てて上の階に上がってみたらもう誰が誰だか…というところだろう。
オロオロしながら周囲の人間に聞いて回るが、「あんたなんか知らないよ」と冷たい返事しか返ってこない。もちろん自分たちは彼がどのあたりに居たのかは知ってはいるが、連れがいるならまだしも、ひとりで来ているのに予め前後の人間をきちんと把握しておかなかったのだから自業自得。わざわざこちらから教える必要もない。周囲からも「肝心な時に場所を離れてたほうが悪いんじゃないの?」と一喝されるが、諦めきれないのか、助けを求めてウロウロ。
ココで長老が「どこに居たのか自分で思い出してみ。できなきゃ最後尾に並ぶしかないよ」と言われると、少し考えながら「この辺…」とちゃっかり自分の後ろに入ろうとした
これにはさすがに自分の後ろに並んでた人も含めて 「そこじゃねぇヨ!!
と一斉に怒りの声。
こうなるともうどうすることもできず、と泣きベソ半分で長老をじーっと観る。仕方なく「アンタこのあたりに居たけど、入るならちゃんと前後の人に声をかけてから入りなよ!」と、なんの関係も無いのに面倒を見るハメに。ご苦労様です(苦笑)
騒ぎが一段落下ところで、館内冷房のない暑さの中、発売時間まで横になって寝る。さすがにこの時間まで来ると眠気を耐えられない。わずか2時間弱だったが、おかげでスッキリ。
途中スタンド花が届けられたが全て同時上映の「東京ガールhttp://www.wbf.jp/*2」に初出演している上原奈美さん宛。モデル業界はこういうお祝い事には敏感なのでよく解かるが、「真夜中の少女たち」の出演者には1つもなし。4話構成のオムニバス作品なので仕方のないところか。
時間になり首尾よく整理券を手に入れ、朝方に来たイベ常連のTさんと合流し、渋谷駅南口にあるジョナサンで遅い朝食。こんな時間にジョナサンに来ることなど殆どないので、珍しく皆でモーニングセットを食べる。そのままたわいない話で時間つぶし、一旦家に帰るというTさんと別れる。13時過ぎに店を出て、C氏が高部あいさん用に奮発した篭花(4日後が高部あいさんの誕生日なのだ。)を受け取り、入場の15分前頃に到着。程なく入場し易々と最前列真ん中を陣取る。長老は自分の右後ろの比較的高い椅子席。ちなみに自分の横に先ほど因縁をつけてきたドリオタ(苦ッ)そんなこんなで上映開始。
映画の感想はレビューとして別に書きます(書いてる時間があるのか?)
【事件4:兄貴降臨?】 上映後の舞台挨拶前。いきなり長老が爆笑するので入り口を見ると、報道陣の中にC氏そっくりの風貌をした人が1人。
あまりにそっくりなのでC氏の「偽者」「兄貴」と諸説飛び交うが定かではない(笑)
C氏は最近いろんなところでマスコミ関係者として間違われるらしいが、果たしてこの人と間違われているのだろうか?あまりイベント会場などでは見かけませんけどねー。
報道陣の入場に手間取り、少し時間が押して舞台挨拶は始まった。
高部あいさんの立ち位置を予め予測して上映前にC氏と場所を入れ替わっておいたが、これがピタリ。C氏の前が高部あいさん、自分の前が長谷部優さんでした。
この日はキャスト全員が劇中で来ていた制服姿で登場。向かって左端に監督2名。
高部あいさんは写真集イベント以来久しぶりに観たけど、やっぱり若い頃の石田ひかりさんに似てるナァと改めて思った。上がり症なのか、いつも「リンゴホッペ」なところは相変わらず。順番に行なわれた自己紹介の挨拶でも、簡単なものに留めず「自分が始めて演技した映画で…」と一生懸命しゃべろうとして、そんなところも初々しいデスネ〜(^∇^
時折C氏をチラチラ観ているところを見ると、ファンとしての認識はできているとみてよいでしょう。ひょっとしたらまだ「取材関係者」か「オスカー専属のサクラ」と思ってるかもしれませんが…いや当人に聞いてみないことにはなんとも…(笑)
高部あいさん以外は、今回が初めて間近で観る面々。長谷部優さんだけは歌ってるところは何度か見てますけどね。それぞれの印象をまとめていくと…
上堂薗恭子さん】デビュー当時のポッチャリとした感じは薄れてきたが、それでも何処となく地味な印象は変わらない。劇中では髪の毛を頭のてっぺんでたまねぎのようにまとめていましたが、この日は下ろしてました。
渋谷飛鳥さん】既に女優としてのキャリアも長いので、こういった舞台挨拶はお手の物なのでしょう。実に堂々とした立ち振る舞いと鋭い目元が印象に残りました。なんとなくオスカーっぽくない顔だよね、と昔から思っているのだけど…
佐津川愛美さん】ある意味、この日一番の発見か。周囲がわりと身長が高いこともあってか、背の低さがかなり目立つ。しかも目がクリッとしていて、キョロキョロと落ち着きがないものだから、何処となく小動物を思わせてかなりカワイイ仔犬や仔猫を観たら誰でも思わず「カワイイ!」と言ってしまう場面を思い出して欲しい。長老などは「このまま家に連れて帰りたい」と言っていたが、アンタそれは立派な犯罪です!(笑)
長谷部優さん】メイクがちょっと濃かったように見えたがいつもなのかな?そのせいか見るからに気が強そうだなーという感じ。自分はちょっとナマイキなぐらいの方が惹かれるけど、良い悪いではなく、持ってる雰囲気が自分と合わないと直感できるタイプのコ。まぁ、美人さんではあるので観ている分には…という感じ。
舞台挨拶が終了して外に出ると囲み取材待ちの報道陣でごった返していたロビーを抜けて2階のテラスへ。2回目の舞台挨拶はパスしたので、そこでC氏と長老を待つ。イベ常連のM氏も予告通りに参上。激しい雨が上がった後ということもあり多少道路も冷えてくれたが、それでも蒸し暑さが多少緩んだ程度だ。
間もなくC氏と長老が合流して少しばかり待っていると、1階のロビーで声が…下を見ると高部あいさんと渋谷飛鳥さんがエレベーターから出てきていた。慌てて外にいたC氏と長老を呼んでロビーへ下りる。
あれ?C氏が高部あいさんに贈ったあのデッカイ花篭はどこに?…やっぱり重くて持って帰るのを止めたのかな?
…と思ったら、後からマネージャー氏が持ってきた。そのまま待たせてあるタクシーに積み込むのかと思いきや、高部さんに「コレ持って!」と手渡した。
ファンが観ている前ではタレント自身にちゃんとプレゼントを持たせて感謝の気持ちを伝えるという、徹底されたサービス精神。さすがは大手プロダクション!現場マネージャーの教育がとても行き届いているなぁ、という場面でした。
というのも、最近は「タレントはサービス業の最たるもの」という大原則を全く理解していない現場マネージャーがあまりにも多い!
まぁそれを言い始めると長くなるので、この項はこの辺りでヤメ!(笑)
【関連リンク】
  作品公式サイト 真夜中の少女たち
  佐津川愛美さん個人ブログ http://aimi.cocolog-tnc.com/t_time/

*1:実はドリオタの誰かが一度劇場まで来たらしいが、誰も並んでいないのを見て「さすがにまだ早い」と出直したらしい。

*2:南明奈さんもチョイ役で出演中!