松山まみさん

12:00- 松山まみ / ゴールデンウィーク・ビュッフェショー@横浜プリンスホテル・桜の間

今回はいつもと趣向の違うイベントである。
一流ホテルでビュッフェを、その後はふじいあきらさんのマジックショーと子供向けの「セイザーX」ショーで楽しんでもらおうという企画。松山まみさんは、主役の安藤拓人役・高橋良輔さんと共に特別トークゲストとして登場するのだ。
本来は家族連れに向けての企画であり、オタ活動家には極めて場違いなところであるが、ともあれ、こういう機会でもなければGW中にホテルでビュッフェなんて優雅な生活とは無縁のままだったはずで、参加費大人1名12,000円も思い出&ネタ作りと考えればよいのかなと(笑)*1
現場に向かう途中の電車内で、最近松山まみさんを熱烈に応援していただいているT氏と偶然にも合流。連れの方と一緒に、ホテルまで呉越同舟
横浜プリンスホテルはJR磯子駅から約5分のところにある。今回始めて行ったが、その道中が結構凄まじい。徒歩で高台にあるホテルに入るため、まず手前にあるごく普通の高層マンションのエレベーターで18階まで上り、そこからガラス張りの高架橋を通ってホテルの地下2階に出る。そこから会場の「桜の間」まで更にエレベーターで3階まで登るのだ。つまり、実質23階が会場。窓からは一望できる海は絶景だ。
また中央テラスは、吹き抜けのホテル内チャペルになっていて、なかなか幻想的な眺めである(写真参照)。
会場に付いたらちょうど受付開始時間だったので、チケットを席番号に替える。2番テーブル…アッ、ひょっとして最前列?!
時間になって会場に入ってみると、確かに最前列だった。前で観られるとは限らないよなぁ…なんて思っていたので、これは嬉しかった。T氏たちも別テーブルに分かれてしまったが最前列。荷物を席に置いて、早速バイキング方式のランチをいただくことにする。さすがに一流ホテル。和洋折衷、様々な料理が会場の両端に並ぶ。自分は肉と揚げたての天婦羅、とろろそば、デザートのケーキ、ソフトドリンクで烏龍茶を選択。ビールも普通に置いてあったが、この後間髪いれずお台場へ向かうことになっているのでアルコールは控えました(笑)
改めて円卓テーブルに付くと、両脇は女性の方。自分が料理を選んでいる間になにやら話し込んでいるようだ。ちょっと肩身が狭いなぁ…と思いつつ席に座って食事を始める。当然、その女性たちの話の内容は間を挟んだ自分の耳に入ってくるので、少しの間黙って聞いていたら
    1. 2人が初対面の間柄であること
    2. 左側の女性がふじいあきらさんのファン、右側の女性が特撮のファン
ということが解かった。特に右の女性からは時折「レミー役の松山まみちゃんが…」という言葉が出てくる。左の女性はふじいあきらさんだけしか興味ないがらしく、会話が成り立たなくなってきた。頃合を見計らって右側の女性に「セイザーXが好きなんですか?」と話し掛けてみる。
すると、堰を切ったようにいろいろと喋りだしてきた。どうやらかなりヘビーな超星神シリーズのファンらしく、このGWもあちこちのセイザーXショーを回って観ているらしい。「まみちゃんがすごく可愛くて…」というので、「実は…」とファンサイトのことを話すと「アッ!!あの…。ワタシ、いつも観させて貰ってますよ。情報もいろいろ載せてくれるし、すごく優しそうな感じで…」と既にサイトをご存知だったようで。たいしてアクセス数は上がってないのだが、それなりに認知度はあるようだ。
このことがきっかけでこの女性と話すようになり、ビュッフェタイムを退屈な時間にしなくて済んだ。
そうこうしているうちにショータイムの開始。司会の女性から「ふじいあきらショー」→「セイザーXショー」と進むことがアナウンスされる。
エェェ(;´Д`)ェェエ!! それでは次のイベントの開始時間に間に合わないではないか…_| ̄|○|||
密かに期待していた目論見は、ここで脆くも崩れ去った。まぁこういう事態も考えてはいたが、大枚払ってのイベントを蹴って向かうわけにはいかない。とりあえず黙って状況を静観するしかない。せっかくなんでショーを楽しむとしよう。
子供たちがショーを近くで観れるように、会場舞台前方にカーペットが敷かれる。司会のお姉さんの指示にはとりあえず従ってはいるものの、黙って観ていられるのかは疑問だ(笑) まずはふじいあきらさんのマジックショー。マジック自体はローカル営業でみたことあるけど、ここまで名の通った人のショーは初めて。オーソドックスなマジックだけど、子供にもわかるようなギャグも交えて、、なかなか楽しい。だが、ふじいあきらさんの真骨頂は、TVでおなじみのテーブルマジック。こういう大きい器で遠くから見ても、イマイチその良さは伝わらないように感じた。で、案の定途中から退屈した子供がふじいあきらさんに絡み始めて、タダでさえ急いでいる状況なのに時間押し。結局10分ちょいオーバーで次のセイザーXショーにバトンタッチ。左にいた女性は、ふじいあきらさんの出番が終わるとサッサと引き上げてしまった(苦笑)
舞台には椅子とテーブルが用意され、ここでいよいよ松山まみさんが登場。どういう具合になるか興味があったのだが、この日は子供相手ということで「セイザーXレミー」として役になりきってのトーク。相手の高橋良輔さんも安藤拓人そのまんまのテンションでトークを進める。話の内容はあくまで子供向けなので、あまり身のある内容ではない。これをそのまま聞いているのはチョットつらいな…と後ろを見ると、松山まみさん付きのKマネージャーの姿を会場の最後方に見つける。髪型が本当にバッハ(松山まみさん命名)のようで茶髪に染めてるから、遠方からでもえらい目立つナァ(笑)そのまま席を立ち、挨拶がてら横で様子を見ることにする。毎度のことながら、いろいろ情報をいただき感謝です。
トークショーが終わったので席に戻ると、こんどはアクションショーが始まる。この時点で会場を出てもよかったのだが、この後に番組エンディングの「セイザーX体操」披露で松山まみさんがもう一度出てくるというのでこの場を離れるわけにはいかない。
時間を気にしつつショーを観たが、過去には演じる側に居た自分としては、やはりそういう気持ちでしかみられない。もう少しアクロバットな動きがあるかと思ったが、そういう動きは皆無だったし、演技のほうもまだまだだったように思う。
ショーの最後に再び松山まみさんの出番があり、それが終了と同時に出口へダッシュ!!
なんとかタイミングよく京浜東北線に乗れたものの、本当に終了までに間に合うのだろうか…

*1:実は、横浜プリンスホテルは、建物の老朽化などの理由で、来る6/30を持って閉鎖されることが決まっていて、文字通り「最後のビュッフェショー」だった。