欧州CL佳境!!!

既にご贔屓のMUFCが早々に姿を消してしまったので楽しみ半分の今シーズン。
4/4-5にかけて行なわれた準々決勝において、ダークホース的な強さを発揮してきた好調リヨンをあっさり返り討ちにしたACミランと、ポルトガルの雄・ベンフィカをいとも簡単に下したロナウジーニョ率いるバルセロナがついに準決勝で激突することになった。
これはサッカーファンならば誰もが熱くなりそうな試合である。正直言うとどうせなら決勝で観たかったカードであるが、決勝前にどちらかが脱落するというシチュエーションもまた緊張感があっていい。
クラブには勝ち進んだ分の莫大な放映権料が入ってきているから決勝まで進んでしまえば恰好がついたといえるが、戦ってる選手たちにすれば決勝の舞台に上がれずに終われば、それは1回戦で負けたのと同じである。
借りを返すためには、再び苦しいシーズンを戦い抜いていかなければならない。だが、いろいろな要因で今年と同じだけのパフォーマンスを維持できる保証はないのだ。
その意味で過去最強ともいえる攻撃力を誇るバルサと最もバランスの取れたチームであるミランが戦うことは、今後のサッカー会の流れを占う意味でも非常に重要な一戦になると思う。
この試合を2試合見れるのも準決勝ゆえ。ここは両方とも見逃せない。

もう一方の準決勝は、ユベントスを下してアーセナルインテルを下したヴィジャレアル。どちらもセリエAの競合を下し初めてベスト4に進出。選手層など総合力ではアーセナルだろうが、勢いのあるチームがそのままあれよあれよと勝ち進んだりするCLだけに、大方の予想通り…という展開にはならないだろう。