宮崎勤、ついに死刑へ

東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件で、誘拐、殺人などの罪に問われ、1、2審で死刑判決を受けた宮崎勤被告(43)の上告を棄却した17日の最高裁判決は、犯行動機として、「性的欲求」と「死体を撮影して、自分だけの珍しいビデオテープを持ちたいという収集欲」の二つを指摘した。

もう17年もたったんですね…。
数回の上告と精神鑑定の末に「死刑も已む無し」という結論に至った背景には、その犯行の残忍さが大きく関係している。
最高裁判決でも宮崎勤からは『何かの間違い』というだけで反省の言葉もなかったという。
「殺したいほど愛したい」とか「愛する人を食べてしまいたい」という強烈すぎる感情は、人間としてより『動物としての本能』なのだと思う。でもその対象にされるほうはたまったものではない。
感情を理性で抑えることが出来るから人間なのだ。
人間であるならば絶対に犯してはならない領域を宮崎勤は踏み出してしまったのである。
あの頃はこの事件の影響でアニメやアイドルが好きってだけで『宮崎みたいに危ないヤツかも』なんて世の中の偏見も随分ありました。
自分はその頃は競馬か飲むかばかりの生活だったなぁ(笑)