朝日杯フューチュリティーS(GI)結果
着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 重量 | 騎手 | 勝ちタイム | 単勝 人気 | 印 |
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1 | [4] | 7 | [市]マイネルレコルト | 牡2 | 55.0 | 後藤浩輝 | 1:33.4 | 2 | ○ |
2 | [4] | 8 | [父・市]ストーミーカフェ | 牡2 | 55.0 | 四位洋文 | 1:33.7 | 3 | △ |
3 | [1] | 2 | ペールギュント | 牡2 | 55.0 | 小牧太 | 1:33.8 | 1 | △ |
マイネルレコルトがレースレコード勝ち!先週の阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬ショウナンパンドルに続き、新潟2歳Sのワンツー馬がそのまま牡馬と牝馬の2歳チャンピオンに輝きました!ちなみに馬券もまたまたゾロメ決着☆
終わってみれば1〜3番人気で決まったので、比較的固いと言われるとおりの結果になりました。
ストーミーカフェの引っ張る速い流れの中、4コーナーで先頭に取り付いたマイネルレコルトがそのまま先頭を譲らずにゴール。若干早仕掛けっぽかったですが、今の中山は内側の馬場が良く、経済コースを通っていたストーミーカフェが止まらないと読んだ後藤騎手のファインプレーでしょう。無論マイネルレコルトの末脚を信じてのことだと思いますが、最後の2ハロンだけで2馬身の差をつけた爆発力は今後に大きな可能性を感じさせてくれました。またレコード決着になるほど早い時計でレースを引っ張りながら2着に残ったストーミーカフェの秘めたるスピード能力は相当なもの。小島太調教師が『自分のペースで行ければどこまで走っても止まらない』と自信を持ってコメントしていたのは見事に証明されたと思います。早世したダービー馬・アドマイヤベガの残した数少ない産駒だけに、できるだけ長く活躍して欲しいですね。この上位2頭は間違いなく来年のクラシック戦線をにぎわせてくれるでしょう。3着ペールギュントは、ペースが早くなると読んで控えたのが逆に裏目。この馬の場合、まだまだ走りが安定していないので本当に強くなるのはもう少し先になりそうな気がしますね。
さて…本命に押したディープサマーですが、結果は6着。外枠ということもあり本来の位置取りでレースを進められなかったのが痛かったか。しかしながら勝ち馬から0.5秒差ならば上出来。タイキシャトル産駒なので長い距離には向かないでしょうが、デビュー戦でストーミーカフェ相手に1.9秒差つけた圧倒的スピードは今後も要注意。
これで今年の2歳戦線は牝馬に続き牡馬も関東馬ワンツー。栗東トレーニングセンターに坂路ができて以降は西高東低と言われて久しかったですが、ココに来て関東馬の躍進も目立ち始めましたね。あとは年度末のラジオたんぱ杯2歳Sが結果がどうなるか注目です。