ロリータ男爵×愛川ゆず季・初日

19:00- 愛川ゆず季 / お台場SHOW-GEKI城「何てったってアニマル」@フジテレビ1Fマルチシアター

到着は開演の45分前。HOT FANTASY ODAIBAの期間中でそこそこ人がいるけど、昨年よりはなんとなく地味な印象ですなぁ…。
展示中のあいのりバス付近でY氏に遭遇。有馬記念の前売り入場券を渡したかったので、ちょうど良かった。少し話していたところに、先発で15時の回を見ていた愛川ゆず季さんの常連組と合流。今回は事前にH氏に当日券の予約を入れてもらっていた。どうもありがとう。m(_ _)m
【あらすじ】
某所にある動物の調教師育成専門学校「トツカペットスクール」。動物の調教師を夢見るゆずぽん(愛川ゆず季)とその仲間は、ある朝、学校から飼っていたペットが1匹も居なくなってることに気がついた。その場に居たのは学校に迷いこんできた犬のペス一匹。仕方なく担任のマッチョ先生と懸命に動物たちを探していると、現れたのはペットの買取業者と芸能プロダクションの社長・野田。実は以前から「トツカペットスクール」は動物たちのエサ代などから莫大な赤字経営を強いられていて、その借金を野田社長が肩代わりをしていたのだが、その返済期限が今日だったのだ。そして借金返済がままならない場合は買っていた動物を売却して、学校もアイドル養成学校にするという約束が取り交わされていた。突然事実を知らされたゆずぽん達は抗議するが、莫大な借金という現実の前にどうすることも出来ない。それでも諦めきれないゆずぽんは、直談判のため野田社長を追いかける。そこで学校の教頭から知らされるゆずぽんの秘密…。図らずもそれを知ってしまったゆずぽんは買収されようとする学校を助ける為に一計を案じ、行動に出る。果たしてゆずぽんは消えた動物たちを取り戻し、動物調教学校を再建できるのか?
前節に愛川ゆず季さん登場。今回はクリスマスを意識してトナカイの衣装。とりあえず1回終えて落ち着いたとはいえ、まだ緊張は続いているようだ。
とにかく初見なのでストーリーを追っていくことが中心。真面目に考えたらなんとも馬鹿馬鹿しい話なのだが、そのメルヘンな世界を愛川ゆず季さんのぽや〜んとした雰囲気が支えている。愛川ゆず季さんだからこの話が許せちゃうって感じなんですよね。ロリータ男爵の俳優さんたちがこれまた個性的な存在感でいい感じ。他の観客も笑いどころが掴めてなかったので終わった後も微妙な雰囲気だったけど、舞台自体は悪いものではなかった。愛川ゆず季さんも台詞をトチることもなくノーミスでクリア。上を見ればキリがないが、初舞台の初日としては充分な出来だったと思う。しっかりとした稽古を積めば、多少の不安はあれど身体は動いてくれる。今回はいい経験になったのではないか。
ある程度の感触がつかめたので、帰りに翌日分のチケットを購入。控えから出てきてくれた愛川ゆず季さんにH氏とM氏が花束を渡す。まだ演じるのが手一杯で舞台を楽しめるところまでは出来ていないようだが、それは時間が解決してくれるだろう。