バルサ、辛くもグループリーグ突破!

<欧州CL:バルセロナ2−0ブレーメン>◇A組◇5日◇スペイン・バルセロナ
バルセロナ(スペイン)が苦しみながらも決勝トーナメント進出を決めた。勝たなければ1次リーグ敗退が決定するブレーメン(ドイツ)との対戦でチームを救ったのはエースFWロナウジーニョの技ありFK弾だった。
前半13分、相手ゴール前でFKを得たロナウジーニョブレーメンが作った壁がジャンプするのを予測しグラウンダーのシュートを放った。ボールはゴールへ吸い込まれ貴重な先制弾となった。
バルサは立て続けに同18分にもFWジュリのパスを受けたFWグジョンセンがゴールを決め、前半だけで勝負を決めた。ブレーメンもFWクローゼを中心にバルサを上回る21本ものシュートを浴びせ追いつめたが、及ばなかった。
FWエトー、メッシなどケガ人を多く抱えるバルサだが、2年連続欧州王者へ第一関門を突破した。

欧州CLグループA最終戦。負ければ予選敗退というところまで追い込まれた3位FCバルセルナは、2位ブレーメンとの直接対決を制して逆転でグループリーグ突破を決めた。
今季はエトー、メッシとエースFWを相次いで怪我で欠き、勢いが完全に途切れちゃったかに見えたけど、やっぱり、スーパースターは違うねぇ。決めなきゃいけないところでしっかり決めてくる。敗れたブレーメンは僅か1ポイント差。首位チェルシーとは1勝1敗の5分。バルセロナチェルシー戦を1敗1分で負け越していた。そして直接対決の第1戦で1-1で引き分けてたから、負けさえしなければ突破出来たんだよね。
第2戦はアウェーだし守り勝つ選択肢もあったんだろうけど、それが出来なかったのは、第1戦で勝利目前の後半終了間際に喰らったメッシの同点弾があったからだと思う。完全に息を止めに行かなければこっちがやられるという有形無形のプレッシャーと恐怖心がアウェーにもかかわらずブレーメンに攻撃的なシフトを取らせた。
結果的にこの選択はバルセロナ側にも動けるスペースが与えることになり、先制点に繋がってしまった。チェルシーバルセロナと互角の戦いをしていただけに、他の組み合わせだったら…と考えるとちょっと残念。
グループDはローマがグループリーグ1位突破が決まって主力を温存したバレンシアに勝って1-0で2位通過を確定。トッティ、が怪我、ダビド・ピサロを出場停止で欠いていたが、国内リーグでの好調さを生かした。この結果でB組2位のインテル、H組1位ミランに続いてイタリアは出場全3チームがグループリーグ突破。
残る椅子は3つ。グループFでは2位のMUFCは3位ベンフィカとの直接対決。引き分け以上で突破が可能だが、前回も1-0のロースコア決着なので油断は禁物。とにかく勝ってくれよ〜!!(≧人≦)