正念場

to id:sinyaposさん

こちらの記事についてのコメント、ありがとうございました。

「空中元彌チョップ」もまかり通るような空間なので、海川ひとみも何だかんだで許容されるような予感はしますがね

自分はやっぱり、素人が気軽にリングに踏み込んでしまえる空間を「プロレス」と呼びたくないですね。金曜8時で育ってきた世代なんで(笑)
(適当な言葉が見つからないのでプロレスって言葉を使っちゃってますけど)
「ハッスルはプロレスにあらず」のスタンスでいるので、アイドルが選手としてリングに上がること自体には何の感慨もないのですが、例えば和泉元彌氏は「能」、インリンさんは「エロ・テロリスト」、レーザーラモンHGさんは「腰フリ&学生プロレスの下地」、というプロレスとは別の域で既に「人前に見せられる芸」を備えていますよね?だから「空中元彌チョップ」というプロレス側から観たら茶番にすぎないようなことでも、観客はすんなり許容できる。
でも、自分は多少なりとも海川ひとみさんの人となりを知っていますし、「彼女がリングに入ってなんか見せられるものあったっけ?」って考えた時に、実は何にもないんですよね。まして、厳しい練習を積んでいるわけでもないし、「何がやりたいの?リングは若い女の子が、ちょっとやってみたかった的な軽い感じで上がれるところじゃないだろう?」と。
「ハッスルはプロレスとは違う」って割り切って観ている人たちも、やっぱり違和感があるだろうし、受け入れがたい部分が大きいんじゃないでしょうか。
(プロレスファン以外の人は、単純にハプニングでポロリとか期待してる部分もあるでしょう(苦笑))
しかしながら、海川ひとみさんにしてもすごく不安だと思うんです。
ホームグラウンドであるグラビアでさえまだ殆ど知名度がないのに、全く畑違いのところで伸るか反るかの勝負をしなきゃいけない。新しい客層を獲得する可能性も無きにしも非ずだけど、逆に折角付いたファンがこれをきっかけに離れてしまう可能性もあるわけで…ほんとうにココが「正念場」だと思います。
海川ひとみさんが我々の予想を裏切るだけの「覚悟」と「パフォーマンス」をひと欠片でも見せられたなら良いのですが、今のままだとそれもどうなのか?というのが正直な思いですし。
こういうときに、精神的に支えてあげられる人が周囲にいるといないのとでは随分違うんですけどね。