海川ひとみさん

12:00- 海川ひとみ / 写真集&DVD「瞳うるる」発売記念サイン会＠神保町：書泉ブックマート

毎度のお付き合い（笑）実際にご本人に逢うのは今年2月のイベント以来か。
その後ちょっといろいろあって自粛していたが（苦笑）今回はファースト写真集ということと、旧友であるid:starry_skyさんの出動要請で久々に顔出し。
さて、どうしてくれましょうかねぇ…？ｗ

朝まで12時開始と覚えていたのに、どこかで記憶が入れ違ってしまい、結局45分遅れで出発。まぁ間に合ったので良し。
参加者の総数は判らないが整理券は240ちょい出ていた。複数購入者が多かったので、おおよそ100〜120人ぐらいだったのでは？
J氏、Y氏、長老、S社長、C氏、Tりんさん、K氏、T氏…久々に面子が揃う。列が短くなったところで並んだが、ココからの待ちが結構長かった。終盤までくると残っているのは海川ひとみさんの常連ファンが殆どだから自然と話が長くなっていたのだろう。大量購入のid:starry_skyさんがなるべく多く回れるように協力したが、後ろのイベントが控えていたために15時を過ぎたところで巻きが入る。ラスト3人は自分、J氏、id:starry_skyさんの順番。前の人が終わってカメラを構える。

ひとみ　『はい、どうぞ♪』

　…ン？　久し振り。

ひとみ　『？』

どうやら顔を忘れられているようだ。ふ〜ん…
まぁ2月以来だからなぁ…ならばヘンな気を使う必要が無くなったので好都合かもしれない。
サインを入れる場所が白ページではなかったので、金ペンを渡す。サインが見づらくなるからだ。

　このペンだと軽く書けると思うから。…あ、ボタ落ちには気をつけて。

ひとみ　『ほんとだ！書きやすい…』　φ(..)サラサラサラ

　で、ひとみちゃんさぁ…
　…
　…
　…あぁ、やっぱいいや！なんでもない（笑）

ひとみ　『えぇ〜、なんですか？言ってくださいよぉ〜！（≧o≦）』

話すことはあったけど、話し出すと長くなりそうなんで止めといた。この娘の場合、何か言っても変な受け取られ方されかねないんで。
それでシュン↓↓（。。|||）とされてもまた困るし…まだ後ろにウキウキした人が控えてるから（苦笑）
直筆で書いたメッセージカードを渡され、握手。

ひとみ　『次にカレンダーイベントがあるんですよ〜。来て下さいね！（*＾∇＾*）♪』

…あぁ。やっぱり2月に逢った時と全然変わってないんだなぁ…
そう思ったら、なんだか苦笑するしかなかった。

　さぁ、どうかな〜？ ┐(´ー`)┌

ひとみ　『えーっ!? 何でですかぁー？　そんなこと言わないで来て下さいよぉ〜☆(*´З`)』

　（苦笑）じゃぁね。

　あら…（；・o・）　　　　...ヾ(´ー`)バイビー

「何で？」なんて聞いてる時点で、何も解ってない証拠。口を噤んで正解かな。

この娘に逢うのはこれで3回目だけど、ルックスや声など素直に可愛いと思うし、客観的にみて現役アイドルの中でも比較的高いレベルにあると思う。「お願い」なんて言い寄られたら、誰かさんみたいに転んじゃうってのも解らないではないｗ
しかしそれでも自分がこの娘に惹かれないのは、アイドルとして決定的に大事なことが抜け落ちてるから。
つまりそれは「心の内面」の問題である。今回の例でいうならば、「次のイベントも来て下さい」の前に
「今日は来てくれてありがとうございました」って言葉が先じゃないの？
ってこと。

まだ固定ファンが殆どついていない新人の娘が、ファンを前にした緊張からテンパってしまうことはよくある。そういう場合は端から様子を見ていればすぐに判るもので、多少言葉が足りなくても言わんとしている事はなんとなく伝わるし、このテンパリ具合なら仕方ないか、と思えるものだ。
しかし海川ひとみさんに感じるのは、そういったこととは似ているようで違う。簡単にいうと、どうも彼女は撮影会やイベントにファンが来てくれることを当たり前と思っている部分がある。というより来てくれた人はもうみんな自分のファン、と思い込んでる（もしくは思い込もうとしている）と言い換えたほうが適切かもしれない。
実際はもちろんそんなことはありえないわけで、ごく一部の固定ファンを除けば一見さんが殆ど。雑誌グラビアを見て実際にはどんな娘なんだろうと興味を持ったところで、たまたまイベントがあったから来ているだけ。果てはアイテムの転売目的だけで参加している人間もいる。タレントさんたちがそういう状況をどう思っているのか知らないが、少なくとも「参加している人間が全て自分のファンということはありえない」ということはおおよそのアイドルが理解している。
また１側面ではアイドルとファンは「イメージビジネス」で繋がっている関係でもある。イメージビジネス上、アイドルは商品であり商店主。購買者はその商品イメージに対してお金を出している。購買者の落としたお金が彼女たちの生活の糧になってるのだから、アイドルは購買者に対して自らのイメージを最大限に磨き、最低限の感謝の気持ちを対価として払わなければならない。金銭の絡む大人社会のビジネスである以上、時には嫌な相手であっても、笑顔を向けなければならない時もある。
またビジネスが絡まなくても、人と人が相対する以上、そこに最低限の礼節はあってしかるべきで、その意味でも「自分にとって利となることをしてもらったら、頭を下げる」というのは、至極当然のことだ。

海川ひとみさんに、そういったファンに対する感謝の気持ちをまるっきり感じないわけではない。今回にしても購買者一人一人に対して直筆のメッセージカードを付けたり、それはそれで彼女なりに一生懸命やってると思うし、悪く言うつもりはない。だが、時としてちょっとした態度や言動がその人のイメージを決定的にしてしまうことが、世の中にはままある。特に興味を持ってアイドルに逢いに来ているイベントで「たまたま」そういう場面に遭遇してしまったら────。
1度そういうことがあると、殆どの人間は愛想をつかしたり、興醒めして再びイベントに足を運ぼうとは思わないだろう。盲目的に惚れてしまった人以外は。
たった一言の、心のこもった「来てくれてありがとう」という感謝の言葉の大切さが、そこにあるのだ。

人の出会いとは一期一会の繰り返しで、その全てが幸せな出会い方をするとは限らない。しかし最初が気まずい出逢い方であっても、お互いが努力することで、後々良い出逢いだったと思えるようにすることは出来る。
そのために必要になるのが心のこもった行動や言葉だと、自分は思う。
今日イベントに来てくれた人がまた次も来てくれるとは限らない。「次もあるので…」と誘われたところで、こちらにも様々な都合があるわけで（笑）そう簡単に「ウン」と返事できるものではない。そういった事情も踏まえた上で、それでもまた自分に逢いに来てもらいたいと思うならば、今目の前にいるここで逢いに来てくれたことへ最大限の感謝の気持ちを伝えなければ意味がないのだ。
気持ちを伝えたから絶対に次も来てくれるとは限らないけど、少なくとも礼を言われた人の心の中に嫌な気持ちは残らない。場合によっては次がダメでもその次なら…と考えてくれるかもしれないよね？そういった可能性も人に感謝することを当たり前のようにしていなければ無くなるのだ。
今を大切にしなければ、明日の希望など絶対にかないっこない。

聞くところによると、所属事務所の中でも海川ひとみさんは少し浮いた存在なのだという。同時期に事務所へ入った娘もいなくて、もう随分経つのになかなか周囲に溶け込めてないらしい。見た目で男受けが良いから、典型的な同性から嫌われるタイプということはなんとなく解る気がする。彼女の先輩である小倉優子さんもかつてはそうだった。実際にブログでも「友達と出かけて来た」なんて記事は殆ど見たことがないので、あながち間違った指摘でもないだろう。
しかし彼女独特の人に甘えた話し方などを見ていると、周囲に溶け込めない理由は単にそれだけではないように思う。
そこで先ほどの「他人への感謝の言葉が大事」という話に繋がってくるのだが、おそらく海川ひとみさんは根がとても寂しがりやで「人が自分から離れていくことへの不安」から「来てくれた人をなんとかして繋ぎ止めなきゃいけない」という気持ちばかりが先走っているのではないか？だからいつも精神的に余裕がなく、結果的に自分の気持ちだけを相手に押し付けてしまいがちになり、それが逆に相手を遠ざけてしまう原因になっているのではないか？…なんとなくそう思えてしまう。
おそらく当人には自覚出来ていまい。そして、彼女に甘えられることに喜びを感じてしまっているファンも。
自分のように一定の距離感から眺めている傍観者のみがその「違和感」に気付くことが出来るのではないか。

まぁ今の状態で満足しているファンもいるのだろうし、あえてこちらから何かアプローチすることはない。そんな義理はないし、本来ならこういうことは、一番近くにいる教育係であるプロダクションのマネージャーが言うべきことなのかもしれないね。でも最近は仕事のやり方を教える人間はいても、人間関係を維持する上で大切なことを教えてくれる人材はいないのだろう（学力優先主義教育の弊害だ！）。ならばいつも海川ひとみさんのことを気にかけている常連ファンの人にこそ、正しい言葉で「本当に大切なものとは何か」を伝えてあげて欲しいものだ。

帰り際のお見送りでは、常連と思われる多くのファンが待っていた。そこに泣き腫らした目の海川ひとみさんが。きっと予想以上にお客が来てくれた事がよほど嬉しかったのだろう。お疲れさんと声をかけられてはまた泣いて、結局そのまま何も言えず？帰っていってしまった。
そういう素直に泣ける感情を自分の中だけに仕舞っておくのではなく、その場できちんと感謝の気持ちとして「ありがとう」と他人に伝えることができればいいのにね*1。
この娘はいつもちょっとしたことで損してるな、と感じずにはいられなかった。

ちなみに、来てくださいと誘われたイベントに行く気は全くありませんので（笑）

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【関連サイト】
　公式ブログ　http://blog.goo.ne.jp/kaikawahitomi/
　出演番組公式ブログ　モバHO！ハッピーアワー 株でHAPPY〜目指せ！カブドルブログ

*1:実際には出てきた瞬間にちゃんと挨拶はしていたという目撃証言を聞きました。自分が目に出来たのは途中からだったみたいです。勘違いスマソm(_ _)m