アイドルを育てるということ

先週のトンデモナイ写真集イベントにおいてAセットを買った(10冊購入☆苦笑)人を対象に行なわれた南明奈さん&赤井沙希さんの事務所主催撮影会。
気になっていたが、参加者の1人であったid:trickstar2さんがレポをあげてくれた。
じーざすPRESENTS【GO AHEAD!】
内容を読んでまず「やっぱりな」と。
1st写真集でも同じようなコトをやって参加者に不評を買ったというのに、また同じコトを繰り返したらしい。しかも今回はその時よりもハードルを高くして呼んだありがたいお客さんなのにもかかわらずだ。
10冊=税込29400円。通常の撮影会でも3部通しは楽に出来る値段を出したのに結果がこれでは、アイドルイベントを良く解かっていない日の浅いファン以外はさぞ失望したことだろう。
きっと参加した人は前回行なわれた撮影会の話*1を人伝手に聞いたりして、いろいろ想像していたに違いない。
自分は「またあのSマネの仕掛けだからなぁ…」と思っていたのでハナから参加する気がなかったけど、今回の不始末で、ますます南明奈さんの評判が落ちたことは否めない。
また当の南明奈さん本人についても最近気になることがある。
TVや雑誌などに取り上げられる機会もすごく増えたが、そこで見せる笑顔とはウラハラに、現場で聞く評判が明らかに悪くなっているのだ。急に仕事が忙しくなったことで気持ち的にいっぱいいっぱいなのだろうが、あの愛くるしい「じゃれつく仔犬」のような表情が消えてしまい、しゃべる言葉にも感情が伝わって来なくなっている。
つい最近も某所でたまたま当人に直接会ったのだが、「これがあの明るかった南明奈か?」というぐらいに笑顔もなく「あぁ…居たの?」みたいに反応が薄かった。
黙っていても仕事がどんどん入ってくる引く手数多の状態って、誰もが望んでいてもなかなか手に入らないのだから、むしろ喜ばしいこと。だがこのままでは南明奈さんも「ファンに会うこと=精神的に辛いこと」というトラウマを抱えてしまうことになりかねない。
まだ若く社会経験も浅い少女を、世の中の余計な雑音から守ってやるのが所属事務所の責任だろう?
ところが最近の南明奈さんは、必要とされる以上にその「商品価値」を消費されてしまっているように思う。「売れるときに売って、5年も持てば…」という、かつてのアイドルを「使い捨ての駒」として扱っていた時代に逆戻りしているかの様。
それもこれも、元凶と思われるのは南明奈さんを「預けられている」というマネージャー・S氏。
確かに表の人当たりは良いものの、その裏でやってることを見ていくと、「本当に南明奈さんを育てようと思ってやっているのか?」首を傾げざるを得ないことが沢山ある。
穿った見方を承知で書くならば、大手事務所の中で自分のステータスを早く獲得するため、自分の出世のために、南明奈さんをダシに使っているのではないか?と疑いたくなってくるのだ。
これには自分の見解のみならず、実際に付き合いのある芸能関係者からも「アレはちょっとマズイんじゃないか?」という声も良く耳にしていることも付け加えておく。
南明奈さんほどの素材ならば、急がなくても他がほおっておかない。
将来的なビジョンを明確にし、じっくり仕事を吟味して大切に育て上げるべきではないか?
大手事務所の将来を背負って立てるだけの貴重な人材なのだから…

*1:デジタルカメラマガジン主催の撮影会。実質上、南明奈さんがはじめてファンにお披露目された瞬間である。その時の模様は
http://d.hatena.ne.jp/ryan-giggs/20060211/p2を参照。