オリジナルであること。

今日の夕方、自分の管理する若槻千夏ファンサイトの掲示板に「奈緒子」なる名前で気になる書き込みが。

『また、スパム広告か…メンドイなぁ…(;;´Д`)チッ!!』

なんて思いつつ読み進めていくと…

seventeenモデルの『赤谷奈緒子』デス☆』(原文まま)

んんんんんッ!???? 「奈緒子」って────あの「赤谷奈緒子」ちゃん!? ��( ̄口 ̄;)!!


以下、調べたウンチク────

赤谷奈緒子
1990.11.14 広島県生まれ。さそり座の15歳。
身長:165cm スリーサイズ:73/59/83 血液型:AB
「ミスSEVENTEEN 2004」に輝いた、今最も注目されるティーンモデルのひとり。
SEVENTEEN.netのプロフィールページ⇒ s-woman.net - 
事務所のプロフィールページ⇒ ブレンデン-赤谷奈緒子

ティーン誌モデルながら、「PurePure*1」なんかに載ったりしてたんで、そっち系にウトい自分でも名前だけは知ってたのですが、まさか…
ご本人かどうかの確認も取れてない状況なのでなんともいえないのですけど、わざわざ「赤谷奈緒子」を名乗ってイタズラするとも思えないし、書いてる内容も年相応っぽいので、おそらくご本人で間違いないでしょう☆
実は最近「SEVENTEEN」で若槻千夏さんの連載コーナー「CHINATyEEN」が始まりまして*2、その縁もあって書き込みしてくれたみたい。


で、改めて考えたのは────
自分などはデビュー間もない頃からの付き合いなので、何時までもその頃のイメージで話しちゃうからあまり気にしてないのですが、
今の若いモデルの娘たちにとって、「若槻千夏」というのは、本当に「雲の上の存在」なんだなぁと。
デビューの頃「なんらかのカリスマになりたい」なんてインタビュー記事で言ってたのが、今本当に実現しちゃってるのよねぇ。
「有言実行」とはよく言うけれど、それも自分の考えが及ぶ範囲の話であって、それを超えたところで他人の人生にまで影響を与えかねない存在にまでなれるとは、本人も思っていなかったでしょう。
現在投票中の「ミスマガジン2006」のセミファイナルメンバーを見ても「好きなアイドル」として「若槻千夏」を挙げる娘も多い*3(同じ事務所の「入船加澄実」さんは方便もあるだろうけど)。


もっとも「若槻千夏みたいなアイドルなりたい!!」といえど、そんなに簡単になれるものではない。
アイドルの真似事をするだけならば、年の若い娘ならすぐにでもなれる(はず)。
だが「誰もが知ってる存在」という高見にまで上るためには、「誰それになりたい」という気持ちではダメなのだ。
「他の誰でもない存在になる────自分がオリジナルなんだ!!」という強固な意志にこそ、本当の成功の道が開かれていることを、殆どの娘が気付いていない。
芸能界において「自分を保つ、自分を出す」ということは、非常に難しいことではあるのだけれども、「個性が全て」とも言っていい世界なのだから、怖がらないで自分を出したほうが勝ちなんですよ。
またそれと同時に、周囲のスタッフもタレントを可愛がるばかりに過保護になって、その娘の個性にまで蓋をするようなプロデュースをしてしまっては、「大きくなる芽も育たない」ということに気付かないとね。

*1:U-15専門誌。辰巳出版:刊。「U-15」ってほとんど自分の範疇外なのですが、雑誌チェックぐらいはしてます(笑)

*2:モノクロ1ページの、いわゆる「女子中高生向きのお悩み相談」コーナーです。

*3:この手のコンテストで必ず名前が挙がる「現在活躍中のアイドル」の筆頭は小倉優子さん、安田美沙子さん、若槻千夏さんの3巨頭。次に熊田曜子さんや、最近では山崎真実さんという声も良く聞きますね。