秋華賞レース回顧

武豊エアメサイアが福永の「強気」にうまくつけ込んだ。ラインクラフトが動いたのは、ゴールまで800メートル地点。人気馬の浮上により12秒3→11秒8→11秒6。一気にペースが上がった。ライバルの宣戦布告。だが、ユタカは応じない。デアリングハートの後ろで、じっと仕掛けのタイミングを待った。京都内回りの直線は、328・4メートル。本来なら少しでも差を詰めておきたいところだが、むしろ手綱を押さえ気味に、馬込みで我慢させた。そこには逆転への緻密(ちみつ)な計算があった。

戦前から言われていた通り、ラインクラフトエアメサイアの一騎討ち。
前哨戦ローズステークスと同じ結果になったが、結論から言うと距離適正の差でしょうね。
実力的に差がなく京都内回りコースならば先に行けるラインクラフトが有利と自分はみてましたが、最後に脚色が鈍ったのを見て、やはりマイラーという結論に落ち着きました。
エアメサイアは勝つには勝ったけど一杯一杯なように見えたので、来シーズンは逆に苦しいかも。
マイルを走ればラインクラフトのスピードにはかなわないし、2000以上なら牡馬との対決必至。
狙いは秋のエリザベス女王杯かな。
3着ニシノナースコールは切れすぎるって理由で今回に限っては評価が低かったんですが、パドックをモニターで見たらこれが素晴らしいバネ!
トウカイテイオーみたいな歩き方をしていたので、これは先々大きいところを狙えるんじゃないかと思いました。
馬券は取ったけど、ガチガチの人気サイドで大幅に儲けるまでにはいきませんでした。