破壊王・橋本真也 永眠す…

プロレスラー・橋本真也選手がこの日の午前中に脳幹出血で此の世を去った。
最近は過去の激闘のツケが体を蝕んで、ちょっと出ては怪我…の繰り返し。フリーになったのを契機に右肩にメスを入れてリハビリ中で、これからの復帰が期待されていたときに起きた、とても不幸な出来事に言葉もないです。
蝶野正洋武藤敬司と共に新世代の旗手として「闘魂三銃士」と呼ばれた時代。
UWFインターナショナルとの抗争で高田延彦に勝利したIWGP戦とその後の防衛戦。
運命の相手・小川直也との一連の闘争と敗北、引退。

新日本退団から自ら「プロレスリング・ZERO ONE」を旗揚げし、当時対極にあった三沢光晴「NOAH」との交流戦の実現。
…思い起こせばまだまだいろいろな思い出が出てくる。その圧倒的パワーを駆使した打撃攻撃で「破壊王」なんて呼ばれたけど、その一方でちょっと太めな体形やおっちょこちょいでユーモラスな一面からバラエティー番組に起用されることも多く、人の良さが滲み出ていたとても人間臭いレスラーだった。

自分は彼の熱いファンではなかったが、同世代だったこともあり常に動向は気になっていたけど、まさかこんなところで…
今日は彼の名テーマ曲「爆勝宣言」を枕歌に弔うとしよう。

享年40歳…あまりにも若すぎる死だった。合掌。(-人-)