有馬記念(GI)結果


着順馬番馬名性齢重量騎手勝ちタイム単勝
人気
1[1]1[市]ゼンノロブロイ牡457.0ペリエR2:29.51
2[5]9[外]タップダンスシチー牡757.0佐藤哲三2:29.63
3[4]6[父]シルクフェイマス牡557.0四位洋文2:29.89

本命馬ゼンノロブロイが連勝の勢いそのままに、2500mの日本レコードタイムで圧勝!2着には本来の逃げ戦法を打てたタップダンスシチーと馬体が好調時に戻ったシルクフェイマス。終わってみれば本命馬の後には今年の宝塚記念でその本命馬を負かした1,2着馬が入っていたという、グランプリファイナルらしい結果に終わりました。ゼンノロブロイのココに来ての成長具合をみるともとより遅咲きだったのかも知れませんね。さすがにこれは読みきれなかった。優勝賞金のほかに秋3冠制覇で2億円ボーナスも獲得。年度代表馬もほぼ確定でしょう。陣営からは来年夏の英Kジョージ挑戦のプランが明かされましたし、日本王者として無事に出走にこぎつけて欲しいと思います。

2着のタップダンスシチーは状態一息といわれながらも自分のカタチに持ち込めたことでGⅠ勝ちの力を見せ付けましたね。競り掛ける相手がいないだろうから要注意と思ってましたが、鞍上の佐藤哲三騎手もまさかゼンノロブロイがすぐに直後につけてくるとまでは思ってもいなかったでしょう。それでも勝ち馬と0.1差しかなく、本来の調子を取り戻したらやはり現役屈指の実力馬であることに変わりありません。幸い来年も現役続行になりましたし、ゼンノロブロイ天皇賞(春)後の海外遠征を視野に入れているので、今後の対戦は未定。

3着シルクフェイマスは良く解りませんねぇ…ムラ馬っぽいので、今後も馬券検討で悩まされそうな馬になりそうな気が。4着はダイタクバートラム。調子が良くてチャンスだったけど今回は相手が悪すぎました。

注目された3歳勢は5着に自分が本命にしたデルタブルースが入るのが精一杯。しかし、逃げ先行した馬に日本レコードタイムで走られてはそれも無理はなかったです。むしろその中でしっかりとした競馬をみせたことで来年以降に繋がるものがあったと思います。今後の課題として出来ることなら相性の良い鞍上を迎えて固定して欲しい。これだけの馬になったのですからね。一方地方競馬から参戦のコスモバルクは見せ場なく11着に敗退。陣営は調整ミスでの重め残りを敗因にしていますが、やはりココに来て1年以上も休みなしに走ってきた疲れが出たんだと思います。でもこの馬のおかげでこの1年間競馬も盛り上がったし、特別功労賞をあげたいぐらいですね。

今回は撮影会の後に買いに行こうと思っていたら、発走時間を間違えてて時間押しになってしまい、WINS後楽園に着いたときにはちょうどファンファーレが…最後の最後に大失態を犯してしまいました。でも、もし買っていても負けていたので結果的にムダ金を使わなくて良かったと思えば…でもなんか締まりなく終わった1年だったなぁ(苦笑)