マイルチャンピオンシップ(GI)結果


着順馬番馬名性齢重量騎手勝ちタイム単勝
人気
1[4]7デュランダル牡557.0池添謙一1:33.01
2[8]15ダンスインザムード牝354.0ルメール1:33.34
3[4]8テレグノシス牡557.0勝浦正樹1:33.55

単は討ち死、しかしデュランダル軸での連復を抑えたので御の字。
しかし、デュランダルは強かったなぁ〜!!この競馬を見るとマイルはこの馬のベストディスタンスなんでしょうね。勝ちパターンに持ち込んだダンスインザムードを外から並ぶ間もなく差しきったのだから、瞬発力だけでいったら現役最強と言って良いでしょう。

ダンスインザムードは例年なら完全に勝っていたところ。相手が悪かったですね。この日は落ち着いていたし、短期間での3連戦を良く乗り切ったと思います。この馬は余り長い間を空けないでコンスタントに走った方が力を発揮するタイプなのかも。ちなみに昨年覇者と桜花賞馬の1・2着のパターンは、タイキシャトルキョウエイマーチが過去にありましたね。

テレグノシスは頑張ったけど、現状はアレが精一杯かな。降ろされた主戦・勝浦騎手を引き継いだ横山騎手ですが、デュランダルの外を回ることになるのも予想通りだっただろうし、この結果なら納得せざるを得ないでしょう。トニービン産駒は京都ではやっぱりちょっと足りないんですよね〜。直線に坂があるところだと下り坂を利用してロケットのごとき末脚を繰り出せるのだけど。

本命にしたラクティは出遅れが全て。慌てて前に取り付くも引っかかってしまい、直線ではもう余力無し。本来の実力を全く出し切れないで終わってしまったといってよいだろう。ただ、今回の走りを見た印象として、マイルの忙しい流れよりは、もう少し距離があったほうが良さが出るのでは?と感じた。

ファインモーションは不安的中。決して調子は悪くないはずだが、馬の方がボケていた感じで反応も悪かった。よって直線でも前が詰まる悪循環。馬体重が+8キロ。出走が1週延びたことで多少かわいがりすぎたような気がする。有馬記念には向かわずにこれで引退なのかな?

4着マイネルソロモン、5着プリサイスマシーンと、掲示板に載ったのは勝ち馬以外は関東馬。ことマイル戦に限っていえば、関東馬の優位はまだまだ動かないようだ。