星野加奈さん

13:00- 星野加奈/LIZ LISA1日店長@LIZ LISA渋谷109店

お昼近くまでゆっくりしていたが、Y氏よりメールで星野加奈さんのイベントがあったことを思い出す。
この1日店長イベントは翌日のみと勘違いをしていたので、慌てて準備し渋谷に向かう。場所は渋谷109の5Fにあるお店。109の中は、案の定、年若い女の子で一杯なので、オッサン風情な自分にはやっぱりかなりの違和感。しかし、現在の星野加奈さんは、ミニスカポリスを卒業し、公になっている仕事が雑誌モデルのみになってしまったので、こういう機会を逃すと滅多に逢うことができないのだ。山手線車内でY氏から今店内に星野さんが出ているというメール。渋谷に到着し、ビックカメラでフィルムを調達してから109へ。

早速そのお店をチラリと覗いてみたがそれらしい人が見当たらない…どうしようか?なんて思ったところで、Y氏と合流。星野さん達は、お昼の休憩でちょうど控え室に引っ込んだところらしい。一旦下に降りて出直そうとしたところ、今度はタイミングよく食事に向かうのであろう星野さん達、Popteenの人気モデルさんとバッタリ。

こちらに気がついた星野さん、『すみません、わざわざ来てもらって…』と声をかけてくれる。今回はアイドルとしてのイベントではないし、自分たちのようなファンにとって居づらい場所ということを察しての言葉だ。自分は、星野さんのこういった気遣いのできるところがとても良いな、と思っているのだけど、他の人にいってもなかなかそのあたりは伝わりずらいところ。もったいないなぁ…と思う反面、そういう部分を知ってもらえる機会を引き寄せられないのもまた、彼女のタレントとしての弱さみたいなところなのかな、とも考えてしまう。

ともかくイベントの概要も良く判っていないし、当人たちが昼食休憩に入ってしまったので、一旦現場を離れる事にする。109の1階外にてまもなく到着予定のW氏を待ちつつ、Y氏とダベる。15分ほどしてW氏も合流。星野さん達の出番まではまだ時間がありそうなので、109の7F(だったか?)にて昼食兼お茶をすることに。

14:40頃、切り上げてお店に戻ると、ちょうど星野さん達が出番で出てくるところ。仕事を邪魔しては悪いので、次の休憩までは店の外で様子をうかがうようにする。
店の入り口では店員さんが商店街の八百屋さんを思わせる大きな声で呼び込みを開始。雑誌の人気モデルが来店しているともなれば、流石に店内もすぐに人で満杯!そんな中で星野さんは、レジに入り、引っ切り無しにくるお客さんにせっせと対応している。どうやら商品を購入したら、来店中のモデルさんと写真を撮れるなんてこともやっているらしい。なんだかんだで大忙しだ。でも…普段アイドルとして会っている娘が普通のお店で働いているところは、新鮮であるのと同時に、なにかちょっと、もの哀しい気分にもさせられますね。まぁ、個人の事情もあるし、星野さんぐらいのタレントさんのギャラの安さも理解しているので、特に言う事もないのですが。

1時間ぐらいで休憩か?と思っていたら、なかなかその気配がない。この後16時からは神保町での松嶋初音さんイベントが控えている。それに向かう前に、もう少ししゃべる時間が欲しかったこともあり、その松嶋さんがちょうど17歳のお誕生日だということにかこつけて、プレゼントを物色するという裏技で店内に強行潜入することにする。

あらかじめ店内の奥に小物がありそうだということは表から観察していた。狭い店内を女の子たちを掻き分けてそこに向かい入っていくが、男1人で入店するには、やっぱりちょっとした異空間。やっと辿り着き、適当なものがないか捜す。松嶋さんとはほぼ初対面だし、そんなに高価である必要はないが、どれも値段はDVD1枚程度。
こういった金勘定が身に染みている自分が、時々イヤになるね(苦笑)
結局ハート型を幾十にも象ったウエストチェーンのアクセが目に付いて、それを手に取ってレジへ向かう。
レジの星野さんは、ちょっとビックリしたようだが、

『プレゼントなんで…(^^;)』というと『フーン…』と一見気のない返事。
だが、返す刀で『…ねぇ、誰にあげるの〜?』と得意の上目遣いでツッコミ(ホラ!やっぱりきた☆笑)
星野さんの誕生日は2月末。当然、今買うプレゼントが星野さん宛でないことは、彼女にも明白だ。
間違いなく自分に逢いに来ているファンのはずなのに、自分宛でないプレゼントを買っていく…これはまさに自爆行為そのものではないか(笑)
『いや、まぁ…ネ…(;¬_¬) 』と口篭もっていると、
『ねぇ、誰〜?』とさらに追打ちをかける星野さん…そんなモン、言えるかぃ!(苦笑)
自分は答える代わりに口に人差し指を置いてナイショとごまかし、代金を渡して、
『できれば、プレゼント用の包装をお願いしたいのだけど…』というと、
包装を担当している娘が『ウチはこれしかないんですよ』と着る物を入れるようなやけに大きなピンクの袋で手渡される。
げっ…これを現場まで手荷物にするのはいやだなぁ…。

本当はこの時点で写真を撮らせてもらえるのだけど、とても一眼レフを出すような雰囲気ではないので『あとで、休憩の時に1枚撮らせて』とお願いして、お釣りを受け取ってレジを離れる。
後ろ向いたらY氏もこちらの様子を観にお店に入っていた(笑)

とりあえず、次の休憩を待つしかないな…と控え室前の階段の踊場付近で待つことにする。

しかし、それから待てど暮らせど休憩に入る気配はない。そうこうしているうちにこちらはタイムアップ。Y氏、W氏と分かれ、一路神保町に。
結局写真は撮れないで終わったが、前のPopteen STATIONのフリマの時のように【男子禁制イベント】ではなかったので、直接しゃべることもできた。
待ち時間がとにかく長かった他は、ほぼ目的も達成できたので、自分的には満足せずとも納得できたイベントでした。