秋華賞遠征記・その2

10/17(日)
終日- 若槻千夏/京都競馬第4日目【秋華賞】レース展望&回顧トークショーJRA京都競馬場

>>前日より続く。
6:20に京都駅前着。天気は絶好の競馬日和。長袖の2枚重ねだが空腹もあってすごく肌寒く感じる。目の前になか卯があり朝食するか迷ったが、初めて行く場所なので先に移動することを選択。幸い駅にマクドナルドが見えたので、朝マック仕入れて近鉄線に飛び乗る。車内には既に競馬新聞を持っている人が…うん、これならそのまま付いて行けばよさそうだ。朝マックを食べながら丹波橋京阪電車に乗り換えて程なく淀駅に到着。
前を行く人に付いていくと京都競馬場の正門前が見えた。時刻は7時過ぎ。既に指定席券目的の行列が出来ている。逆に入場券販売所ところには先頭に1人ずついるぐらい。並んで発売時間を待つことにする間に現地合流の方々他とメールのやり取り。しかし、ここも日陰のため寒い…

そこで待つこと1時間半…8:30から入場開始。入場券を買ってレーシングプログラム受け取りもせず、昼の部の会場・スタンドのシグネットホールへダッシュ!今日のイベントは撮影禁止は謳われていないのでまずその場所確保が最優先。最前列の数箇所は取られていたが間を見つけて座席確保。シグネットホールはメインスタンドの3・4階を貫く半円形の多目的ホール。出演者スペースの上には大きなモニターがあり、そこと座席までは下の階が見える吹き抜けの空間で仕切られている。撮影用にその手前スペースにも新聞紙で場所取り。

とりあえず一段落したのでマイカーで合流予定のY氏、M氏にメールで連絡。すると既に現場に到着していたY氏が合流。これにてお互い退屈はしなくて済む。M氏は11:30に到着予定との返信が…アララ、これでは間に合わないのでは?ともかく急ぐように連絡し、暫しの間、Y氏とともに秋華賞のレースをしたり競馬場探訪をしながら過ごす。京都競馬場は始めて来たがなかなか綺麗で機能的な印象。グッズ売り場や子供相手の遊戯施設もメインスタンド側にあって動きやすい。食事どころも多彩で値段が手ごろ。1日いても飽きないですね。
さすがにこの時間に外に出ていると汗をかくほどではないが陽射しが少し暑く感じる。
3レースが終わる頃になると若槻さん目当てのアンチャンがカメラつき携帯片手に席前にゾロゾロ…身動きが取れなくなりそうなので、早めに撮影セッティング開始。ところがもうすぐ開始時間というところで係員が来て写真撮影お断りのおふれが…。まぁそれを考えてなかったこともないですが、事前告知はなかったし、この段階まできて…では集まった人間も納得しずらいところ。遠征までしている身としては特にネ…。ともあれ秋華賞のレース展望&予想がメインイベントなので、ここは大人しく引き下がるしかない。

イベントが開始されると司会である元ベテラン名物アナウンサー杉本清さんと鈴木淑子さんが登場。早速お互いの予想を披露する。両名とも本命はダンスインザムード。これを見て会場からがどよめく…そう、長い競馬ファンならおなじみだが、杉本アナウンサーの本命馬はことごとく馬群に消えるので有名なのだ!『私も金曜の朝までは本命スイープトウショウだったのですけど、枠順発表を見て切り替えたんですよ。やっぱり京都内回りでこの枠は絶対有利だと思いますしね。でもね、きっと武豊騎手もこれ見たら「アチャー、なにしてくれるんや!」と思っているかも』なんて軽妙な調子。危うし、天才・武豊!(笑)

と杉本さんは会場の様子を察して『これからゲストの方をお呼びするのですが…写真撮影は本当はね(指でバッテンを作り)なのですけど、周りの方に迷惑がかからないようにしてくれるなら』と競馬にかかわってきたベテランならではの太っ腹な配慮!杉本清さん、ますます好きになりました♪という前振りを挟んでいよいよ若槻さんが競馬エイト川田トラックマンとともに登場。

今日の若槻さんは白いシャツに上下とも黒のスーツ、髪はポニーテイルというとても清楚な装い。最近イベント事だと大人っぽい衣装が多い若槻さんですが、今日は秋華賞表彰式のゲストプレゼンターを勤める関係で華やかさを極力押えたのでしょう。これはこれで滅多に見られない姿です。ちなみに若槻さんの予想は◎ダンスインザムードレクレドールスイープトウショウヤマニンシュクルドルチェリモーネ△インゴット△アズマサンダース。穴としてドルチェリモーネに印を付けたところを川田TMに誉められるが、若槻さんは『井崎修五郎さんがこれは来るヨォ!と言ってたので…』と裏話を披露…大丈夫か?(笑)

お昼のイベントは調教VTRなども交えて進行し滞りなく終了。Y氏とともに即座に次のイベント会場メインスタンド右横4コーナー入り口にある緑の広場に移動することに。ここは屋根のあるオープン会場。既に席取りも行なわれているがお昼時ということもあり、まだそれほどでもない。4列目あたりに座席確保し昼食へ。スタンドのシグネットホール横の京藤というお店で肉じゃが定食と前祝で(?)生ビールを注文。すっかりいい気分になる。昼食後、遅れていたM氏と合流。午後からは馬券勝負を中心に、せっかく京都競馬場まで来たのだから…とレース写真を撮ることに。時間前は売り場が込むので、秋華賞の分もここで購入してしまう。その他に9レースもちょこっと。こちらは頭はバッチリだったもののヒモが抜けて幸先悪い結果…。

撮影場所は秋華賞の行なわれる内回りの4コーナー付近に決定。秋華賞本番前に10レースで予行練習。やはり間近でレースを見るのは愉しいね。

ターフビジョンに秋華賞パドックの様子が映る。本命にしていたダンスインザムードの落ち着きがない…なにやら嫌な予感にかられるが、馬券を買った後なのでどうすることも出来ず。買い足して当ることはマレだし、ここは勝負するしかない。馬場入場が行なわれ4コーナー奥の待機所に向かうために出走馬が走ってくる。ここも絶好の撮影ポイント。
発走の時間が近付き輪乗りが始まるとターフビジョンに若槻さんが大写しになりVTRが流れる。スターターが歩き出し盛り上がる場内…いよいよ発走!
4コーナーを昇ってくる馬群を待ち構えて撮影する。迫力あるのが撮影できたかな?

…で、結果は上記の通りなので割愛。杉本氏の伝説にまた新たな1ページが刻まれました(笑)

表彰式の様子を観にゴール前まで移動。既に人垣も出来ていたが、何とか最前列までもぐりこむ。ちょうど若槻さんの真横あたりで横顔はバッチリ。表彰式後の記念撮影で若槻さんは勝利ジョッキーの池添騎手の隣に促されるとなにやら話し掛けられて笑って答えていました。仲間内で馬券的中者もいないことから、勝利ジョッキーインタビューが始まるとそのまま緑の広場に戻る。ここで用事を済ませて駆けつけた大阪在住のT氏@いわまゆ系が合流。早めに連絡をくれたら席取りをしておいたのだが…ここは挨拶だけして自分たちは席に。

緑の広場ではまずレース回顧から。杉本さんが出てくるとその予想を知っていた競馬ファンからお出迎えのブーイングと歓声が(笑)『いやぁ〜、やっぱりボクの本命馬が足引っ張っちゃってゴメンナサイ!』と悪びれもなく謝罪すると場内爆笑。関西では既に恒例の挨拶なのかもしれないですね(笑)
若槻さんが呼び込まれてトーク開始。若槻さんは秋華賞をスタンドからJRAの理事長さんと一緒に観ていたらしい。京都競馬場の印象を聞かれ

若槻 『スタンドからの景色はすごく広くてビックリしました。
    内側には綺麗な噴水もあるし…アレは何処にでもあるんですか?』

杉本 『新潟競馬場には小さい池がありますけど…おしゃれでしょう?』

若槻 『ねぇ?すごく綺麗な競馬場という感じですね』

杉本 『表彰式で池添騎手に話し掛けられていたようだけど』

若槻 『池添さんから「なんで自分の馬を本命にしなかったの?」とツッコまれてしまいました(苦笑)
    実はアタシ、明日お仕事で四位騎手と対談するんですよ!
    池添さんも今までで一番会っている騎手だし、レース前にこのことを思い出していたら…』

と自らの馬券予想に反省の弁。
トークショーはそのままチャリティーオークションへ移行。さて…杉本清さんとオークションといえば…そう、かつての人気番組『ハンマープライス*1』のオークショニアが緊急復活!あの名調子は聞いていて懐かしかったですね。どうせなら落札の瞬間に『〜円でハンマープライス!』と言って欲しかったですが(笑)

オークションは秋華賞騎乗ジョッキーのサイン入りレプリカゼッケンから始まり、途中杉本さんに促されて若槻さんもオークショニアを2回ほど体験。『ハイ!まず1000円から!』の掛け声と共に、周りからは元気良く競り落とされていくが、こちらは秋華賞でスッテンテンなので出番なし(笑)しかし、自分たちの目の前の人がゼッケンを競り落とした時に、その後ろに座っていた自分たちに若槻さんが気付いて『おっ!?』とビックリ顔。途中で今回のイベント情報をくれた京都在住のG氏@眞鍋系が会いに来てくれたが、イベント最中のため後ほど会うことに。

最後は優勝した池添騎手が呼び込まれて登場。検量所で男泣きしたことについて『今までお世話になっていた師匠の馬でGⅠを勝ちたいとずっと思っていたので…』と感激もひとしおの様子。
『来週(菊花賞)はどうかわからないですけど、マイルCSデュランダルがいますので、また応援よろしくお願いします!』と力強い宣言。杉本さんから促され自らオークショニアになるも『やり方が判らないです…』と途中交替。優勝馬のアイテムということでなんと55万円まで値段が上がったため、急遽杉本さんが池添騎手の着ていたチームブルゾンをおまけに提供してもらっていました。若槻さんと池添騎手はこれにてお役御免。時間があれば最後まで見ていてもよかったが、当面の用事が済んだし帰りの心配があったのでこちらも途中退席。

会場の後ろでT氏、G氏と荷物を片付けながら立ち話。時間もあまりないのでG氏とはそこでお別れ。短い時間だったけど御苦労様でした。残った4人で緑の広場とは対角線側の駐車場まで移動。競馬場を周回するので結構長く、バカ話をしながら15分程歩く。Y氏の車でT氏を淀駅に、M氏を別の離れた駐車場まで送迎。自分はY氏と共に帰路に着く。Y氏にはお世話になりっぱなし。

ホント、どうもありがとうございました。今度なにかお返ししなくては。

*1:内外の芸能人が色々な珍品をチャリティーで出品し、スタジオ観覧のファンが落札するというシステム。とんねるずが司会でCX系で放送。