海川ひとみさん、ハッスル・マニアに正式参戦!

これぞ、驚天動地!
アバンギャルド所属の海川ひとみさんが、なんとハッスル・マニアでプロレスの試合をすることが決まりました!

眞鍋の妹分がプロレスに挑戦! グラビアアイドルの海川(かいかわ)ひとみ(22)が11月23日に行われる「ハッスル・マニア2006」(横浜アリーナ)でプロレスデビューすることが決定した。
この日、ハッスル親善大使に就任したタレントの眞鍋かをりさん、そしてファンサービスを行うバックアッパーとして、グラビアアイドルの“ハマショー”こと浜田翔子さんとともに会見に出席した海川は、いきなり坂田亘ハッスルGMに「ハッスルで試合がしたい」と懇願したのだ。
9月からハッスルの解説を行っている海川は、近くでカイヤやニューリン様、HGの活躍を見て衝撃を受け、「私もあの場所に立って、戦いで自分を表現したいという気持ちが強くなった」とプロレス挑戦を決意。「お願いします。一生懸命やります」と目に涙を浮かべ、坂田GMに熱い思いをぶつけた。
突然の後輩の発言に驚きを隠せない眞鍋さんは「先輩として心配。戦って惨めな姿をさらすようなことはしてほしくない……」と困惑。坂田GMも「いくらなんでも試合はなあ……」とためらったが、海川は「まだあまり仕事がないので死ぬほど練習に時間は費やします」と必死にアピール。この熱意に打たれた坂田GMは「本気の目をしていた」と「ハッスル・マニア」でのデビューにゴーサインを出した。
念願のプロレスデビューが決まった海川は「死ぬ気で精一杯頑張ります」と、大きな瞳をウルウル。「リングの上で一番輝けるようになりたい」と、あらためて決意を語った。反対していた眞鍋さんも「若いときの情熱は止められるものではない。私もできる限りサポートします」とバックアップを約束。場合によってはセコンドにつく可能性も示した。
注目のコスチュームだが、海川は「まだ何も考えてないけど、グラビア出身なので露出度が高いものを」と、スケベな男性ファンにはうれしい発言。「もし脱がされたら?」という質問に眞鍋さんは「それも覚悟してもらわないと」とポロリ容認発言でゲキを飛ばした。
しかし、実際のところ、海川は身長160センチの華奢(きゃしゃ)な体形で格闘技の経験はまったくなし。特技はアニメ声という、まさに萌(も)え系アイドル。無謀な挑戦であることは間違いない。「ハッスル・マニア」まであと2週間、果たして海川は無事にリングに立つことができるのか!?

海川ひとみさんは、今年年頭のsabra誌でも事務所の社長自ら「今年のウチのイチオシ」と述べていたにも拘わらず、期待されていた日テレジェニックの選出から漏れるなど殆ど表舞台で取り上げることが無かったのですが、ココ最近は写真集・カレンダーと物販イベントが続き、やっとグラビアアイドルとして軌道に乗り始めたな、という矢先でのプロレス参戦。
多くの海川ひとみさんファンにとっては「いくらなんでも今のタイミングでプロレスなんて…」と阿鼻驚嘆の思いだったのではないでしょうか?
ハッスルと芸能人といえば過去にもインリン・オブ・ジョイトイさんや和泉元彌さん、レーザーラモンHGさん&RGさん、カイヤさんなどが参戦し、果ては現ハッスルGM坂田亘選手の恋人と言われる小池栄子さんが近々現れるのではないか?と噂されていたところ。
眞鍋かをりさんがハッスルの親善大使に就任したという時点でミョーな気がしていましたが、まさか現役バリバリのグラビアアイドルがプロレス参戦とは…さすがにこの選択肢は思いつかなかった。
ただ、布石はあったんですよね。海川ひとみさんは9月のハッスル名古屋大会からゲストコメンテイターとして出演していたし、ハッスルの解説席に座っている以上、何らかの形で絡んでくるのは必然ととらえてよいのかも。
しかしながらプロレスって常にアクシデントがつきもので、もちろん青アザぐらいなら現場で化粧したり、撮影後にデジタル修正をかけることは可能でしょうが、万が一試合で手を変な具合に付いて骨折とかになったら、ちょっとシャレになりませんからね。現役でグラビアアイドルを続けるつもりなら仕事にも差し支えが出るんじゃないかと。
とはいえハッスルは本来のプロレスとは似て非なる米WWEを模範としたエンターテインメント・ショーですし、コチラが思ってるほど心配することも無いのかなとは思うのですが、実際にリング上の試合や練習中に亡くなったという例も少なくありませんし、ある程度鍛えている人間でさえそういう事故が起こりえるのですから、スポーツとはまるで無縁の素人の女の子ならば、尚更心配の種はつきません。
最近は芸能人女子のフットサルリーグが出来たり、サンズ所属のアイドルたちが漫才のM−1グランプリに出場したり、グラビアアイドルが今まで全くかかわりの無かったジャンルに進出することも増えてきました。
自分は「どんなことでも、まずやってみなければわからない」と思っているので、グラビアアイドルがその枠を飛び越えて別のジャンルに挑戦することには賛成なのですが、ただし挑戦する以上はそれなりに覚悟を持って挑戦してもらいたいと思っています。でなければ、その世界で最初から一生懸命に頑張っている人たちに対して非常に申し訳ない。
グラビアアイドルという露出があるだけで、ともすれば今回のようにニュースとして取り上げてくれますけど、違う世界に入ればただのド新人ですからね。特に体を使う競技やエンタテインメントは「自分もやってみたくなった」なんて軽い気持ちだけで即通用するものではないんです!
まして自分の本籍であるグラビアの世界でさえまだきちんとした居場所を確保できていないアイドルが、プロレスなんてやってていいの?と。ましてデビューまであと2週間って、めちゃ日本女子プロレスじゃねぇんだぞ!、と(苦笑)
そういう意味で今回の挑戦は、はっきり言って無理を通り越して無謀と言わざるを得ません。
それにプロレスファンはお客をなめた言動には男女問わず特に厳しい。単に可愛いさだけ振りまいても、肝心のプロレスが出来てなければ即座に失笑と罵倒が飛びます。あからさまなストーリーラインが用意されてる「ハッスル」だし、全部が全部プロレスファンとも限らないのでとりあえずは温かく迎えてくれるとは思うのですが、試合が終わった後、同じようにお客さんが受け入れてくれるかどうかはわからない。
気になる相手は今のところ未発表なのですが、ハッスルなんでおそらく女子プロレスラーが覆面を被ったりして相手を務めてくれるのでしょう。
本気でこの世界に挑戦する気持ちがあるかどうかを確かめる意味でも、海川ひとみさんにはココでケチョンケチョンにヤラレて欲しい…てか、黙ってもヤラレるでしょうけど(ハッスルってそういうところだから(笑))。そこでヤラレてもヤラレても自分で立ち上がっていく気力・根性を見せられれば、きっと罵声は声援に変わる。プロレスファンは本当に頑張ってる者にはちゃんと手を差し伸べる人たちですから。
とりあえず、お手並み拝見ということで…。